活動報告・レポート
2018年2月20日(火)
平成30年度重点施策
平成30年度重点施策
平成30年度の和歌山県重点施策の説明を受けました。平成30年度の予算総額は約5,535億円で前年度と同程度の水準となっています。
説明を受けての僕からの質疑のまとめです。
- 中小企業融資制度として746億円の予算計上をしています。平成29年12月末の実績は277億円なので、予算規模から考えると実績は少なくなっています。中小企業の中には依然として必要な資金を金融機関から融資を受けられない会社があり設備投資や運転資金に苦慮している現実があります。中小企業振興は県の施策として実施しているものなので、金融機関に対して中小企業支援に努めるよう説明を実施して下さい。
- わかやま版PFI事業に関しては、推進室を組織化していますが実績がないと思います。
必要な事業だと思うので実績をあげられるような取り組みにして下さい。 - 海洋エネルギー創出事業について。予算は約572万円ですが、これはメタンハイドレートと海流発電に関するものだと承知しています。メタンハイドレートは和歌山県として調査事業を行うものであり、海流発電に関しては串本沖での誘致を進めています。現在、鹿児島県でIHIが試作機を作って試験を行っていますが和歌山県で実証実験を誘致できることを希望しています。実証実験は2020年に和歌山県への誘致を目指しています。
- インバウンド観光として外国人富裕層の誘客を施策としています。個人旅行客の長期滞在による消費拡大を目指すことにしていますが、外貨の国外持ち出しの制限が問題になっています。中国人観光客が多いのですが訪れている旅行客の割に消費か少ないと思います。外貨持ち出し制限も関係していると思うので、和歌山県として決済手段の環境を整えることが必要だと思います。中国では「ウィーチャットペイ」が決済手段として強いので和歌山県内で「ウィーチャットペイ」による決済ができるしくみを整えたいと思います。金融機関と連携した取り組みが必要だと考えるので、和歌山県との取り組みとして検討する必要性があることを述べます。
- クリーンアップによる県民運動推進については、約400万円を予算計上しています。これは「スポGOMI」と「ソーシャルごみ拾い」を実施する予算です。「スポGOMI」は、ゴミ拾いにスポーツの要素を取り入れ美化活動に競技性を導入するものです。
チーム制、エリア指定、制限時間を設けて、拾ったゴミの量と質とでポイントを競い合います。僕からは、スポーツゴミ拾いについて平成27年度に和歌山県で実施することを提案しています。平成28年度と平成29年度に一部実施をしたところ効果があったので、平成30年度から本格的に全県下で実施するものです。 -
平成30年度は京奈和自動車道の第二阪和国道への延伸と、京奈和自動車道関空連絡道路の具体化に取り組むことにしています。
京奈和自動車道の第二阪和国道への延伸については、平成29年度から国が調査を進めています。平成30年度も調査事業を進めることにしています。
また京奈和自動車道関空連絡道路に関しても平成29年度に国が調査をしています。現在、国土交通省、大阪府、和歌山県と共に泉佐野市と紀の川市が推進しているところです。また和歌山県長期総合計画にも記載しているように具体化を目指すことにしています。
以上の施策に関して僕から質問や提案を行いました。これらの重点施策を具体化する年度にしたいと考えています。
ライオンズクラブ実行委員会
和歌山ゴールドライオンズクラブ結成15周年記念例会実行委員会を開催しました。招待者リストの作成、会場選定、式次第、記念誌や記念品の取り扱いなどの決定と役割分担を行いました。実施は平成30年4月19日と決定しているので、それに向けた取り組みを進めます。