活動報告・レポート
2018年2月8日(木)
和歌山城の活用
和歌山城の活用

和歌山城の活用について意見を伺いました。意見をくれたのは香港から来てくれた友人です。

和歌山城を初めて訪れました。風格がありとても良いお城だと思います。しかし余りにも世界に知られていないと思います。それどころか今日、調査したところ日本国内でも知られていないように思います。観光資源として活用が図れていないことは、とてももったいないことだと思います。そこで提案があります。夜のお城を売り物にすることです。

和歌山城

ファーストステップ。午後10時でライトアップを終了しています。それ以降は真っ暗ですからお城周辺のホテル、スマイルホテルやダイワロイネットホテル和歌山に宿泊しても、夜のお城を楽しむことが出来ません。全く観光資源として活用が出来ていません。

できれば朝までライトアップを継続して欲しいと思います。もし香港の街を午後10時に消灯すれば香港の夜景を楽しむことが出来ませんから、香港を訪れる観光客は減少すると思います。夜の観光は世界の主流となっていますから、和歌山市はそのことに気付くべきです。一晩中、和歌山城をライトアップすることを提案します。

もし予算がないのであれば民間で和歌山城のライトアップのスポンサーを募れば良いだけです。和歌山城をライトアップすることへのスポンサー集めを実施することがファーストステップです。

セカンドステップ。ライトアップされた和歌山城を生かすことを考えます。夜間に天守閣に登るツアーを実施することです。一日の夜間ツアーは10人や20人限定のツアーにして事前に申し込んでもらいます。その20人に対して夜間ツアーを実施するのです。勿論、天守閣にも入れるようにして、天守閣から和歌山市を眺められるようにします。夜の天守閣から夜景を楽しめるお城はないと思います。

夜間ツアーは一週間のうち、3日で良いと思います。曜日はいつでも良いのですが水曜日、金曜日、土曜日に実施すれば、その三日間は海外からの観光客で埋まります。

サードステップ。その次に実施したいのは和歌山城に宿泊できるようにすることです。一日一組限定で「和歌山城への宿泊プラン」を実施します。一日城主のツアーを実施すれば香港からもっと多くの観光客を呼び込むことが出来ます。

イギリスではお城に宿泊するプランがあり、人気のプランになっています。世界ではお城で宿泊したいと思う観光客は多いのです。日本のお城はヨーロッパのお城と違う文化がありますから和歌山城に宿泊するプランを作れば人気のプランとなり和歌山市を訪れる観光客は更に増加します。

フォースステップ。和歌山城の夜間ツアーと宿泊プランによって、世界中に和歌山市の知名度を高めることができます。和歌山市でお城体験をしたいと思う富裕層がやって来ますから、そこで次のチャンスが到来します。知名度を高めたうえでIRを誘致することです。日本のお城の夜間ツアーと宿泊をした観光客が同じ和歌山市でIRを楽しむことが出来る。

お城とIRを組み合わせることで、日本の他の都市よりも特色があり外国人観光客を呼び込める和歌山市となります。

これは予算の問題よりも規制を外す覚悟を持つことです。和歌山城を活用した外国人観光客向けのアピールは成果が上がります。日本の他の都市にないものだからです。これは難しいことではありません。和歌山市がやらなくても良いので民間に運営を任せるだけで良いのです。お城を活用した観光で和歌山市は先進的な取り組みを行うことになりますし、IR誘致でも利点となるものです。

まずは和歌山城の朝までのライトアップと、お城の夜間観光を実施することがスタートになります。

その他

飲食と自動車業界の方々と懇談の機会を設けました。知らない世界の話を聞かせてもらうことは勉強になりました。僕からは政治の話をさせてもらい、皆さんの仕事に役立つことを期待しています。