継続することの難しさを私達は十分知っています。始める時は「よし、やるぞ」と思って始めますが、三日もすれば「一日ぐらい休んでもいいかな」と自分に納得させる理由をもって休もうとします。
「今日雨だから、明日二日分やれば良いだろう」、「今日はとても寒いから、誰もやっていないだろうから、明日にしよう」など自分で自分が納得する理由を考えて、今日すべきことを明日に順延させようとします。
そして明日になれば、「昨日も休んだから、今日もう一日休んでも大丈夫。明日二日分やれば追いつくから」と自分で納得するのです。やがてやらなくなる。そんなパターンがあります。
ですから初心を忘れないで続けることはとても難しいことなのです。やり始めたことでも自分に合わないから途中で止めることは問題ありませんが、途中で止める癖が身についてしまうことが怖いのです。
だからまずは一週間、次に一か月継続することができれば、継続する力の偉大さを実感することが出来ます。一か月継続することが出来れば、もうやらないと気持ちが悪くなっています。そう、一か月継続すれば、そのことが習慣になろうとしている状態だと言えます。「やらなければ気持ちが悪い」。そんな感覚が起きることが習慣化への道なのです。
今日、継続している一つのことが一か月経過しました。「やらなければ気持ちが悪い」と思える状態になっていることを嬉しく感じています。途中、出張などで中断することがありましたが、何とか先送り病にならずに継続することができたことを嬉しく思います。
一か月が経ってこんな話をしてくれました。
「目標達成を山登りに例えたら、今立っているのは、三合目?五合目?それとも、頂上に立って、雲の下に、1か月前に自分が立っていた位置を見下ろしているでしょうか?人間、できなかったことばかりに目が向くものですが、この30日間、やった分だけ確実に身について前に進んでいますので自信を持ってください。30日間続けてきたあなたには、きっと、何かしらの変化が起きているはずです。ですから、1か月の間に何度も復習とアウトプットを繰り返すことで、脳は反復される情報を『生きていく上で必要なもの』と認識するようになっていき、その情報は、だんだんと長期保管される記憶に変わっていきます。いつでも取り出せて忘れにくい記憶になると、スッと必要なことが思い出しやすくなってきます。これから2か月後、どんな自分で、何をしていたいか、あなたにとって最善の選択をしていただければと思います」という話です。
継続することの大切さを改めて実感しますし、これからも継続するための力をいただけるような励ましの言葉です。
一つのことを続けることは決して簡単ではありません。ですから人前で話している誰かがいるとすれば、その人は簡単でないものを身に付けるために何かを継続して訓練してきている筈です。人前で話せる人や、人前で歌うことのできる人など、できる人はそのことを継続してきた人達です。
簡単でないことを続けてきた人に敬意を払いたいと思いますし、できれば批判ではなくて励ましの言葉を届けたいものです。
こんな言葉も届けてくれました。「一か月このことを継続してきた人は学んだこと以外に『あるもの』 を受け取っています。それは自信と新しいチャンスです」。
継続して受け取ったものは買うことのできない宝物だと思います。
- 「ダメゼッタイライブ」の出店に関しての打ち合わせを行いました。手作りプリンも出店してくれることになりました。
- 知人が最近の和歌山県内外の情勢の報告に来てくれました。また徳島県が元気なのは「知事が元気だからです」という報告もいただきました。
- 書道のお稽古に行ってきました。今年の作品展が5月に予定されているので、作品を制作しているところです。