和歌山市内で53年間もカクテルパブを経営しているNさんが訪ねてくれました。昨日、元気な声で「片桐さん、明日は時間ありますか」と連絡をいただいたので、今日、少しの時間でしたが会うことが出来ました。
Nさんは「今年も早く片桐さんに会って挨拶をしたいと思っていました」と挨拶をしてくれた後、次のような話をしてくれました。
「私達は片桐さんから受けた御恩を忘れていません。3年前、私達が本当に苦しかった時、相談に乗って助けてくれました。お陰様で50周年を迎えられ、それから53年目を迎えることができています。そしてお陰様で孫も元気でいてくれているので、何もかも順調にいっています。あの時に片桐さんに相談していなければ、そして助けてくれていなければ、今はありません。本当にありがとうございます。家内から『早く片桐さんに挨拶に行ってください』と急かされていたので、今日、こうして挨拶が出来たことを嬉しく思います」と話してくれました。
僕は何もしていませんが、そう思ってくれていることを嬉しく思います。あれはNさんのパブが49年目の時であり、来年50年を迎える時でもありました。和歌山市の老舗で親しまれているお店ですから、継続してもらうことが和歌山市にとって必要だと思いました。49年もお客さんが絶えることなく続けてきたお店が、もし、なくなるようなことかあれば和歌山市の活力が失われていることのバロメータの一つになると思います。
魅力あるお店なのにお客さんが減少するということは、現役世代の減少、収入の減少、外に出て飲食する意欲の減退など、和歌山市にとって好ましくない状況が支配していることを示すものです。
夜の街が元気な街は昼間も活力があります。夜の街が衰退している街は、その街の将来もそう進むことを示唆しています。開店してから53年が経過しているパブが、和歌山市でこれからも続いていくことを願わずにいられません。
これからもNさんの笑顔とカクテルが、和歌山市のお客さんと観光客を楽しませてくれることを心から祈念しています。
笑顔のNさんと会えたことを嬉しく思いますし、昭和17年生まれのNさんからたくさんの元気をいただきました。
和歌山ゴールドライオンズクラブが結成して15周年を迎えています。ライオンズクラブでは結成してから5年や10年の節目の年度に記念式典や記念例会を開催することが慣例になっています。本年度が15周年であることから、結成15周年記念例会を計画しているので、その打ち合わせを行いました。
この企画をするために昨日、実行委員会を立ち上げたので、実行委員会開催に先立って数人の委員が集まり記念例会の素案作りを行いました。
記念例会の素案はクラブ会長の意向を反映させたものにする必要があります。「節目の年度であることを意識できるような格があるもので、しかも派手ではなくてシンプルなものにしたい」と言う考えなので、それに基づいた企画案を話し合い、記念例会の叩き台を作成しました。
何事も言うことは簡単ですが、実際にアイデアを出し合って企画をまとめる人や動く人は大変なのです。会長の意向を生かすことが組織であり団結力の強化につながるものだと思います。
来週、結成15周年記念例会実行委員会を開催し更に企画案をまとめて発表できるようにしたいと考えています。