活動報告・レポート
2018年1月27日(土)
こう言えば通じる
こう言えば通じる

「こう言ったら間違い」ではなく「こう言ったら通じる」と考える方が、外国語学習が楽しくなると言う話です。多くの人は外国語を「正しく言わなければならない」という強迫観念に囚われているように思います。「間違ったらいけない」と思うので怖くて話せなくなっていきます。

ところが「こう言ったら通じるかも知れない」と思って会話することで強迫観念は和らぎます。表現の仕方は様々で、「こう言わなくてはならない」というものはないのです。楽しむためには表現したいことを自分で考えること。それが上達するための学習方法だそうです。

同じくゴルフを楽しんでいる人の話も聞きました。「ゴルフは失敗するスポーツです。失敗することを許容できる人は楽しめますが、『絶対に真っ直ぐに飛ばさなければならない』だとか『正確にボールに当てなければならない』と考える人は楽しめないと思います」という話です。小さいボールにクラブの小さなフェーズを正確に当てることは難しいことです。練習をしていなければ正確に当てることはできません。しかし「良いスコアで回りたい」と思うことから、楽しさ度合いが減少していきます。

「ゴルフは失敗を楽しむスポーツ」。なるほど、そんな発想をすべきだと聞きました。「失敗をして当たり前だから楽しむこと」だと思えたら、ゴルフも外国語も楽しくなりそうです。もっと言えば「失敗をしても大丈夫。失敗はするものだ」と思うことが出来れば、もっと多くのことを楽しめそうです。

感謝のメッセージ

先日、訪問させていただいた会社社長からお礼のメッセージが届きました。先週、お礼のハガキを頂戴したばかりなのに、ご丁寧にメールでもお礼のメッセージをいただきました。この心配りにとても感動しています。

「先日はご多忙の所、来社いただきありがとうございました。また、弊社来社のことを会報に掲載していただく旨、お聞きし嬉しく思っています。弊社内でも電子掲示板にUPさせていただき、全社員で共有化させていただきます。これで、みんな、モチベーションもアップできるかと思います。どうか今後も世の為、人の為、地域のためにご活躍されますことを心より祈念申し上げます」。

僕が社長と会話をして、そして社内を見させていただいて思ったことを伝えただけですから会社の本質を捉えていないと思いますが、僕の言葉が少しでも会社のお役に立てるなら、とても嬉しいことです。

言葉は人を感動させる力を持っていることを僕は気付いていますが、社長も言葉は人に感動を与えることが出来ると考えていると思います。感動させる力を持っている人の言葉には心が入っていると思います。心が乗った言葉に人は感動し、自分も「やらなければ」という気持ちにさせるのです。

この感謝のメッセージを読んで「言葉に感動する力」を持つことは大事なことだと思って居ます。感動の送り手が伝えた言葉から、感動を受け取る力も必要だと思います。感動は連続して大きく成長していくもので、この言葉による感動の成長力が周囲に力を与えることになります。

自分が変わると周囲が変わり、周囲が変わると社会(会社)が変わります。変わっていく社会を楽しめる自分になるのです。自分が変わることで社会を変え、社会の変化を楽しめる自分でありたいものです。