活動報告・レポート
2018年1月20日(土)
こばと学園ミニコンサート
こばと学園ミニコンサート
こばと学園ミニコンサート

こばと学園を訪問しました。ここにいる子ども達に本物を見せてあげたいと思ってこれまでも支援を続けています。過去、大阪城ホールで開催されたディズニー・オン・アイスの鑑賞や吉本新喜劇の鑑賞、社会見学などを実施してきましたが、今回、プロのミュージシャンの生演奏を子ども達に観てもらいたいと思い、こばと学園内でのミニコンサートを実施しました。

こばと学園での演奏を快く引き受けてくれたのが、「Sweet&Bitter.」と「NONO&COCO」の二組のミュージシャンです。昨年から新春コンサートを企画していて、今日実現することになりました。先生からは「子ども達は今日の日を楽しみに待っていました。プロのコンサートを観るのは初めてです」と話してくれていました。

午前8時30分から準備を開始し、10時30分から12時まで学園内のホールでミニコンサートを開演しました。

最初は慣れていなかったことから表情や動きが硬かった子どもたちですが、巧みなトークと子どもに馴染みのある曲の演奏で子ども達の表情は和らいでいきました。コンサートの途中からは拍手や振り付けの真似もしてくれるようになり、先生の言葉を借りれば「あと1時間、コンサートを延長していたら踊りで凄い騒ぎになっていたと思います」というほどでした。

こばと学園ミニコンサート

小学生から中校生までの子ども達にコンサートを行ったのは、本音に触れる体験をしてもらいたかったからです。子ども時代に多くの体験をすることが大人になった時に役立つことになります。勉強以外に、スポーツや文化、音楽などを体験すること。しかも本物体験は子ども達に夢を与えることになります。「野球選手になりたい」、「サッカー選手になりたい」という子ども達がいるようですが、今日のコンサートを聴いた子どもの中に「将来はアイドルになりたい」と話してくれる子どももいるなど、子ども達に将来は楽しいものになると伝えることが大人の役割だと思います。

将来なりたい仕事が見つかれば、その方向に向けた勉強をすることができます。夢を描くためには、その夢を体験することや、その夢を目指している人に会うことなどが近道となります。会って話を聞くと、もっと夢は身近なものになります。

ミニコンサート終了後にミュージシャン達と控室で話をしていると、室内に子ども達が入って来ました。その手には色紙や紙を持っていて、「サインをお願いします」と言ってくれたのです。

今まで演奏をしてくれていたミュージシャンと直接会って話をする機会があり、サインをもらうことは夢に向かう大きな財産となります。実体験ほど人を成長させるものはないからです。

子ども達は「コンサートはとても良かったです。また来て欲しいです」や「可愛かったです。応援しています」、「テレビに出る時は教えて下さいね」などの感想を聞かせてくれました。自分が行動を起こして直接、言葉にして本人に伝える経験をした子ども達は、きっと今日の日のことをいつまでも覚えていると思います。

そして「アイドルやタレントになりたい」と言う子どももいるなど、「夢は近くに存在しているので、それを目指すのは自分だよ」と思いました。

またコンサートに協力してくれた皆さんも「ここに来て良かったです。子ども達の姿を見ると、もっと頑張ろうと思いました」という話を聞かせてくれました。子ども達が応援してくれる姿に接すると大人の本気度は増します。

こばと学園ミニコンサート

新春のコンサートは子ども達と大人が共に夢を目指すことを約束する交流の場になりました。僕に対しても子ども達からは「安倍首相に会ったことはありますか」だとか「片桐さんがいる議会に行って見たいです」などの質問や依頼をもらいました。僕も子ども達の将来のために、「もっともっと活動をしなければ」と思いました。

こばと学園でのミニコンサートは夢の交流の場となり、子ども達との再会を約束して終了しました。みんなに「ありがとう」と伝えます。

その他
  • 後援会事務局長と、今年の活動について意見交換を行いました。来月、役員会などを実施することにしました。
  • 南龍会が開催されたので参加しました。南龍会とは紀州藩主の徳川頼宣公を例えた呼称で、和歌山県、会員の活躍と発展を願って命名された会です。一年に一度開催している南龍会で交流を深めました。