活動報告・レポート
2018年1月16日(火)
社会の役に立つ
陽と陰

世の中も社会も、雄と雌、陽と陰など二つのもので構成されている話を聞かせてもらいました。鉱物も陽と陰で出来ているので、生物と同じ二つのものでできています。所有している物を大事にすると、所有している人のことを助けようとしてくれるのはそのためだそうです。鞄を大事に使っていると、入っている物が取り出しやすくなります。車を大切に乗っていると、ドライバーを安全に運んでくれます。このように物を大切に使うことで、物が人を助けてくれるのが陽と陰の法則だそうです。

物にも命があると考えて接することで、物が人を助けてくれると思って使いたいと思います。

また言うまでもなく、私という人は唯一無二の存在です。過去にも存在していませんし、自分がいなくなれば未来にも存在しません。現在に生きている、現在にだけ存在しているのが私という人なのです。過去にも未来にも存在しないのが私だと知ると、もっと今を大事にしなければならないと思います。人が存在している理由の一つが創造することです。社会で必要とされている何かを作り出すことが創造です。創造力こそが人が生まれてきた理由の一つであり、人としてすべきことだと伝えてもらいました。創造とは物を創り出すこと、アイデアを具体化させること、人のお役に立つことなど、社会の全ての分野で発揮できる力のことです。

生きている今よりも、先の未来がもっと素晴らしい日になることを願って創造力を発揮したいものです。

助け合い

「仕事は社会のお役に立つものでありたいと思って会社を設立しました」と訪問してくれた社長が話してくれました。この設立して数十年の会社は、社会貢献を社是の一つにしています。仕事で収益をあげることと同時に、そこから社会貢献のために資金を使っています。具体的な支援内容をここで記すことを控えますが、将来を支えてくれる子ども達を支援する活動をしてくれています。

立派な活動をしていますが、決して名前も社名も出していません。またそこから式典やイベントなどの招待をいただいても公式な場には姿を出していないようです。人に知られることなく人の役に立っている。その精神が素晴らしいと思います。

和歌山市には、このような誇れる会社が多数存在しています。社会は助け合いで成り立っていることを改めて学びました。

社会の役に立つ

今日もまた一人、素晴らしい経営者と会いました。

「会社は収益を上げることが目的ですが、社会に役立つ仕事をしなければならないと思います。社会にお役に立つとは、お客さんのため、従業員のため、地域社会のために尽くせることです。お客さんのためにするのはお金をいただいているので当然のことですが、従業員さんには仕事に対する対価を支払うこと。しかも私の会社は高いレベルの仕事をしているので同業他社よりも高い賃金を支払うようにしています。そしてお世話になっている地域社会に貢献することが会社の使命だと考えています。そのためには高いレベルの仕事をする必要があります。高いレベルの仕事をすることで、それに見合った対価をいただけますから従業員さんにも支払うことができ地域社会に貢献できるのです。私達の会社は高いレベルの仕事をしているのでお客さんと社会からの信頼も得ることができていると思います」と話してくれました。

こんな精神を伝えてくれたことからも、和歌山市には素晴らしい経営者がいること誇りに思います。