新年清祓い例会に出席しました。今年最初のライオンズクラブの例会に川野前ガバナーがゲスト参加してくれました。前ガバナーが単独クラブの例会に出席してくれることは名誉なことであり、新年に彩を付加してくれました。清祓い例会は、和歌山市の志麿神社への参拝から開始し、今年一年の会員の健康と活躍、そしてクラブの発展を祈念したものです。
例会開会に当たって会長からは、「昨年は高野山清掃例会、子ども食堂の子ども達をディズニーオンアイスへの招待、こばと学園夏祭りのお手伝い、茶道例会、鹿児島見学例会、献血ライブ、家族例会などを実施して充実した活動ができたこと。そして今年は『ダメゼツタイライブ』と結成15周年祈念式典を計画しているので協力をお願いしたい」という主旨の挨拶がありました。
また「次年度には和歌山市内から地区ガバナーが誕生することから、次年度に向けてガバナーを支えていくための活動につなげていきたい」旨の話をしてくれました。
たくさんの活動実績と新春の抱負を聞かせてもらって「良いクラブになっている」と思いました。若い会員が増えていること、経験豊かな会員が在籍していることから、バランスが良く楽しい活動が実施できていると思います。平成30年も活動的で楽しい活動ができることを期待しています。
ところで志麿神社には雪が降り、寒い中での参拝となりました。寒い中での参拝は心身とも引き締まり、今年、さらに伸びるための力を蓄えられたように感じました。
「ダメゼツタイライブ」の打ち合わせを行いました。若い人達に薬物乱用防止を訴えるために、和歌山市内で活躍中のミュージシャンや東京からもゲストシンガーを招いて、ライブを開催する予定にしています。2月11日に実施する計画なので、企画を詰めていく段階に入っています。出演者の確認や舞台進行、そして物販販売などについて話し合い必要事項を決めていきました。
和歌山市内のライオンズクラブで「ダメゼッタイ」を訴えるためのライブを開催するのは初めてのことだと思います。これまでも薬物乱用防止を訴える取り組みはクラブ内で話し合ってきましたが、この問題を子ども達に訴求するための紙芝居の配布や県当局との懇談などに終始し、実践的な活動には至っていませんでした。
今回は若いミュージシャンに集まってもらい、来場者に対して「ダメゼッタイ」を訴えるためのライブを開催することになりました。計画段階では「何を実施したら薬物乱用防止のために効果があるだろう」と試行錯誤の状態でしたが、「音楽と若い人」、「若い人と薬物乱用防止の訴え」をマッチさせ、ライブで薬物乱用防止のメッセージを発することにしたものです。
初めての企画なので企画と準備、当日の運営など大変だと思いますが、会長の強い意思で実施することを実現させ企画を推進してくれています。
確実に効果があり社会的に意味のあるライブになることを確信しているので、今から当日を楽しみにしています。
和歌山県電力総連の新春の集いの案内をいただき出席しました。今年も開会に当たって挨拶の時間をいただきました。挨拶の主旨は次の通りです。
新年おめでとうございます。今年も皆さまとお会いできることを嬉しく思います。県議会に送り出してもらってから三期目を迎えています。三期目、三年の活動をまとめるために振り返ってみました。これまで本会議は11回挑んでいますが、その内の9回、本会議で登壇しています。一年で4回本会議がありますから、一年に3回のペースで一般質問を行っていることになります。これまでの期間も一年間で3回のペースで登壇していますから、通算すると50回近く一般質問をしていることになります。今も初心を忘れないで活動が出来ているのは、最初の志を持てているからだと思います。皆さんとの懇談や現場からの要望に基づいて議会活動を行っていますから、今後ともこのペースで登壇していきたと考えています。
さて新年にあたって各界の皆さんとの挨拶や意見交換をさせてもらっています。経済活動はお金の流れを見なければ分かりません。そこで税務の仕事をしている方との会話の中から最近の和歌山県経済を紹介したいと思います。
まずこの方が担当している和歌山県内企業の今期の決算ですが、過去最高益を上げているところが多くなっています。仕事があることから利益が増えていますが、企業を訪問しても決して「儲かっています」とは言ってくれません。「いやぁ、厳しいですわ」と対応されることが多いのですが、実は利益を上げている企業が増えているようです。
でもバブル期のように設備投資に資金を回すことはしないで内部留保に努めているようです。これは設備投資をしても人口減少と高齢化による人口構造の変化と減少が予想できるので市場は伸びないと判断しているからです。利益を上げていますが、将来展望を考えて投資にお金を回していないので景気が回復しない状況になっているのです。
企業が内部留保する原因は大きく三つあります。一つがコンプライアンスへの対応をしていることです。トラブルや事故、クレームなどが発生し損害賠償の必要が生じた場合に備えて利益を内部留保に回していることです。近年の損害賠償額は巨額化しているので、その時に備えているのです。
二つ目は消費税への対応です。消費税は預り金なので利益ではありません。従って本来であれば消費税で預かったお金を貯めておく必要がありますが、これを日常の運転資金に回しているのです。数字の上では消費税分の預り金が計上されていますが、実態としては運転資金で使うことがあり、確定申告後、消費税を支払う段階で資金が必要となるので、その分を見込んで残しているのです。平成31年からは消費税率が10パーセントになりますから、経営者は今からその時に備えているようです。
そして働き方改革への対応です。従業員の時間外労働分は賃金化しています。その時間外労働の賃金化への対応のため必要額を貯めているのです。労働局の指導が行き届いていることから労働の適正化が図られている社会環境に備えています。
大きくこれらの対応のため内部留保を増やしているので、設備投資などにお金が回っていないのです。
ですから企業としては利益を安定的に確保するため、経費削減や省エネルギーの話には積極的です。企業によっては決して資金がない訳ではないので、提案のやり方次第でお客さんになってくれる可能性があります。企業の立場で必要なサービスを考えることが必要だと思います。
そしてコンプライアンスや働き方改革という言葉は、比較的最近の言葉であり価値観であります。流行語のように消えてしまうものではなく社会に行き届いている価値になっています。見逃せない社会の価値となっていますから、私達はコンプライアンスや働き方改革に対応する必要があるのです。政治はこれらの社会変化に対応していく力を持っています。新しく社会に登場する価値に対応していくことが企業にも、組織にも、そして人にも求められますから、議員として対応する力を持ち、皆さんと共有したいと考えています。
本日の新春の集いの開催をお祝いいたします。ありがとうございます。
和歌山市内のレストランカフェ「デサフィナード」で、和歌山市料理飲食業組合が後援しているコンサートが開催されました。このコンサートは観光行政と連携を模索するために企画されたもので、和歌山市の夜の時間を楽しむことを地元と観光客に提言したものです。東京からミュージシャンが来てくれて、和歌山市で聴くことが珍しいキューバ音楽を演奏してくれました。これまでの和歌山市にない楽しみ方が出来たと思います。
オーナーは「和歌山市の夜を楽しめる企画を創っていきたい」と話してくれましたが、地方都市にはエンターテイメントが少ないので、今日の企画のような取り組みが実施されることを期待しています。