和歌山市では成人式が開催されました。和歌山県民文化会館で開催された成人式会場は華やかな雰囲気に包まれました。昨日、向陽高校卒業生の成人式を前にした同窓会に出席したこと、今日の成人式の着物の着付けなどの準備に立ち会ったこともあり、新成人に心から「おめでとう」と伝えたいと思います。華やかな着物姿の新成人の前途は大きく開かれています。希望そして夢を実現するために良き人生を歩き楽しんで欲しいと、心から願っています。
さて成人式に参加した新成人から感想を聞きました。お祝いの場なので同級生と会って話を交わしたことが「久しぶりでとても楽しかった」という感想を聞くと、こちらも嬉しくなりました。ただ式典は「それほどでもなかった」という感想でした。今後の改善につなげられることもあるので残念な点を少し書き込みます。
「新成人に向けての力強いメッセージが欲しかった」という意見です。新成人に対してお祝いと共に力強いメッセージを発して欲しかったと思います。彼、彼女にとってはたった一度の機会なので、今日の日を大切にして欲しかったと思います。
成人式に期待しているものとして、有名人(必ずしも有名人に拘ることはありませんが、参加者は有名人の話は真剣に聞くと思います)の講演を期待していたという意見がありました。和歌山県出身の前侍ジャパン監督の小久保前監督などからのメッセージは心に響くものがあると思うので講演会を実施しても良かったのではないかと思います。
・祝辞が心に届かなかったこと。また祝辞にも「力強さが欲しい」という意見でした。新成人は定例的なお祝いのメッセージを期待しているものではありません。先輩からの力強いメッセージを期待していたのです。
新成人に「誰が祝辞を述べていましたか」と問いかけたのに対して、「和歌山市長と誰か」という回答で、「話の内容を教えて下さい。また印象に残っている言葉はありますか」という質問に対して、「伝わってきた内容はありません。だから印象に残る言葉はなかったです」という答えでした。一部の意見であれば良いのですが、多くの参加者がこんな感覚を持った成人式だとすれば残念なことだと思います。お祝いの場は人生の先輩、そしてリーダーからのメッセージであって欲しいからです。
そして「何年か前の橋下市長のメッセージは心に残っています。橋下市長のような力強い言葉が欲しかったです」という意見もありました。
・新成人に配布したパンフレットの出来が良くなかったこと。「成人式の記念に残したいと思っていたけれど、このパンフレットでは記念にならないのです。でも成人式の記念にとっておきますけれど」という意見がありました。見せてもらったところ、確かに記念の冊子としては物足りないように感じました。新成人を応援するメッセージがないようで、また工夫がないように感じました。例えば新成人が誕生した年の出来事を掲載するだとか、20歳の時、つまり平成29年の出来事を掲載しても良かったと思います。それこそ和歌山市出身のスポーツ選手や各界で活躍している有名人からのお祝いの言葉をいただいて掲載する方法もあったと思います。費用がかかりますが、一生に一度の成人式の記念誌的な意味を込めてカラー印刷にして欲しかったと思います。
以上が新成人からの一部ですが、改善点の要望です。和歌山市で活躍してもらいたい新成人に期待していることを、成人式では伝えて欲しいと思います。
こんな話をしていると、昨日の向陽高校卒業生で新成人を迎える皆さんの同窓会で幹事長との会話を思い出しました。
僕から「幹事長さん、挨拶の時間を教えて下さい。どんな話を期待していますか」と尋ねました。幹事長は「時間は5分程度、10分ぐらいかかっても良いです。話の内容は、力強くガツンとくるメッセージです」と答えてくれました。そうなのです。若い皆さんは人生の先輩に対して、力強いメッセージ、心に届くメッセージを期待しているのです。
主役は新成人ですから、新成人の人生に少しでも影響を与えられるような式典になることを期待しています。
ワクワクサークルの新年会に参加いたしました。毎月、ウォーキングを楽しむ会で、今回も60人を超える会員の皆さんが参加していました。ウォーキングで健康増進に努めている皆さんだけあって、とても元気で楽しい新年会になりました。
会員の皆さんから「高齢者が楽しめる生涯学習の大学があれば参加したいと思います。人と会うこと、学ぶことでもっと健康になれると思います」という意見をいただきました。
高齢者が学べる勉強の場を設けることも健康増進につながると思います。
また「若い人が少ないので和歌山市にできる大学に期待しています」という意見もいただきました。学生が増えると街に活力が生まれます。若い人が増えることで高齢者の経験が生かせる機会も増えると思いますので、世代を超えて交流できる環境を整えたいと思います。