毎月開催している花桐会ですが、今年最終の会合が事務所で開かれました。朝から清掃をしてくれ、懇談した後に昼食を取り懇親を深めてくれました。僕からは平成29年12月議会の一般質問について簡単に説明を行いました。
今回、取り上げた「空き家対策」や「投票率の向上」についての意見もいただきました。「空き家」が増えていることで近隣の人が迷惑をしていることの意見がありました。空き家の敷地内の立木が伸び、隣家や道路に突き出していることで伐採をしたいのですが、勝手に伐採が出来ないことも問題になっています。
空き家であっても所有者がいればその人の私有財産になるので、無断で伐採することができないのです。近隣の人は勿論のこと市役所であっても無断伐採はできないので、立木が伸び放題になっている状態の空き家があり、苦慮している話も聞かせてもらいました。そして所有者が判明して伐採を申し入れても、「伐採してくれない」ことが多いようです。相続人にとって、自分が住んでいない住居の管理は「しなくても良い」と思っていることも原因の一つのようです。
それは、その空き家に資産価値があれば、言われる前に賃貸や駐車場にするなどの活用を図るか、既に売却しているからです。空き家として放置しているのは、資産価値に乏しい場合が多く、そこにお金は掛けられないというものです。
集まってくれた皆さんの住宅地内も空き家が増え、この問題は益々大きな課題となっていくと思います。解決に向けた提言や取り組みを続けたいと考えています。
また若い人に対して投票の呼び掛けに関しても意見交換を行いました。高校に投票所を開設することや、授業で現代の政治と投票の必要性を取り上げることも大切な手段であるという意見を頂戴しました。若い人が政治に関心を持ち、投票に行くことは将来を創ることにとって大切な行為であることを知らせたいと考えています。
意見交換で皆さんから意見を聞かせてもらいました。今回の県議会一般質問の傍聴に来てくれた方もいますし、「テレビで観たよ」という人や「ラジオで聴きました」という人もいて、県政に関心を持ってくれていることを嬉しく思いました。
花桐会の活動を通じて県政に関心を持ってくれていることを嬉しく思いますし、それが政治への関心となっていることを感じます。台風21号が到来した総選挙の時も、事前に投票に行ってくれた行動から、うかがい知ることができました。
依頼された人によって、その対応も依頼に対する支援のあり方も違うことの話しがありました。信頼している人や好きな人からの依頼に対しては、できる限りのことをして思いを叶えられるようにしたいと思います。しかしそうではない人に対しては、その依頼に対して消極的対応をすることになります。「それが人間関係というものです」という話でした。
人と人との関係は全て同じではなく、人によって違う関係性を持つものである。当たり前のことですが、これは現実の人間社会だということです。ですから日頃が全てだということが分かります。
話を交わした人からは「片桐さんからの依頼だから対応しますが、直接、あの人の依頼に応えることはできません」と話してくれたほどです。
つくづく人間関係は信頼関係だと痛感する話となりました。