和歌山ゴールドライオンズクラブによる清掃活動を行いました。場所は桜の木を植樹している直川用地と、事務所周辺の二か所です。桜の木の周辺に雑草が茂っていたので除去し、事務所周辺は落ち葉が堆積していたので清掃しました。どちらの場所もとてもきれいになり、場所も心もきれいになったように感じました。
清掃は自分の気持ちもきれいにしてくれますから、みんなで実施することで一緒に体験することができます。共同作業はお互いの気持ちもひとつにしてくれます。
また清掃作業を終えた後、お弁当とトン汁をいただき、更に温かい気持ちになりました。
大量のトン汁を作ってくれようと思った気持ちと、それに時間を費やしてくれたことに感謝しています。寒い風が吹く中でしたが、心身とも温まった清掃活動でした。
清掃に続いて理事会が開催され今後の活動方針を協議しました。
シルバーユニオン笑の会の会合に出席しました。今年最終の会合は南方熊楠記念館の谷脇館長に「南方熊楠と私」と題した講演を行ってもらいました。谷脇館長は熱意溢れる人で、今日も熱のこもった話をしてくれたので、会員からは「南方熊楠に親近感を覚えました。記念館に行って見たいと思いました」となどの感想を聞くことができました。
講演会後に意見交換をしたところ共通していたのは「郷土のことを思うことで人として成長すると思う」ということでした。子ども達には、特に故郷のことを知ってもらいたいと思います。
そこで皆さんから提案がありました。和歌山県の子ども達には「県内の良いところを見て感動して欲しい」ということです。和歌山市の子ども達には、例えば田辺や白浜などを訪れ、南方熊楠の見学をすることで故郷の景色を見て偉人を知ってもらうことが出来ます。
逆に田辺市の子ども達には和歌山市に来てもらって和歌山城の見学をすることで紀州徳川家のことを知ってもらいたいという提案です。つまり紀北の子ども達には、紀南に修学旅行に行ってもらい、紀南の子ども達には紀北に修学旅行に行ってもらうことで、故郷学習につなげようとするものです。故郷のことを知った子どもは故郷を誇りに思いますし、成長すると思います。
進学や就職などで県外に出て行った時に「和歌山県にはこんな良いところがあります。南方熊楠や陸奥宗光などの偉人が生まれた故郷です」と話ができるような子どもになって欲しいと思います。
毎月開催しているライブ活動ですが、今年最終のライブを行いました。今回の出演は、「Nの集落」、「アストロノーツ」、「ジュリア・マーフィ」の三組のシンガーです。ジュリアさんは今年三月に高校を卒業したばかりの女性で和歌山市を中心にライブ活動を行っています。また「アストロノーツ」は田辺市を拠点にして活動をしているバンドです。そして「Nの集落」は、元ガルウンイグスのボーカルの「ンダさん」のことです。「ンダさん」の和歌山市でのライブが久しぶりなのは、今年、全国ツアーに力を入れていたからです。今年は全国で約250回もライブを実施してきたそうです。
己の実力を磨きながら、全国で和歌山県の良さを訴えて回ってくれたようです。「俺の故郷の和歌山県は素晴らしいところです。ぜひ、来て下さい」など、ライブで故郷和歌山県のPRをしてくれていたのです。
そんな「ンダさん」が故郷和歌山県での凱旋ライブを行います。12月23日、和歌山県民文化会館でライブを行う予定です。逞しくなった「ンダさん」のライブを楽しみたいと思います。
その後、出演者と共にライブ打ち上げを行いました。打ち上げ会場は友人が快く提供してくれ、懇親会の手伝いをしてくれました。若いミュージシャンが音楽を愛する気持ちを語り、故郷でライブができることの喜びを感じることができました。
田辺から来てくれた「アストロノーツ」は「僕達が和歌山市に来てライブができることは、とても嬉しいことです。声をかけてくれなければ、こんな機会は得られなかったと思います。今日は尊敬している『ンダさん』と共演する機会をみなさんに与えていただき、それを叶えることができましたし、今日のライブは本当に楽しいライブでした」と話してくれました。
「和歌山市をライブで盛り上げよう」と考え実施しているライブですが、継続してきて本当に良かったと思っています。
和歌山市内の法人の懇親会の案内をいただき出席させていただきました。今年、設立60周年を迎えた法人の設立からの道程を聞かせてもらい、そのドラマに感動しました。設立の時から軌道に乗せるまでの経営と維持の厳しさ、発展させるための取り組みを聞かせてもらって勉強になりました。同法人の益々の発展をお祈りしています。