平成29年12月11日の一般質問の通告を行いました。今回の一般質問の項目は次の通りです。
1.空き家対策について
(1)空き家法施行後の空き家対策の状況と今後の取組方針について
(2)市町村が取り壊した場合の費用負担について
(3)取り壊し費用のあり方について
2.台風21号被害への対応について
(1)和歌山市や紀の川市の地域の浸水被害の原因について
(2)紀の川や紀の川平野の改修計画について
(3)亀の川や大坪川の整備計画の見通しについて
3.投票率の向上について
(1)総選挙における投票率向上のための広報について
(2)コミュニティエフエムの活用について
(3)公立高校での期日前投票について
4.若者の県内就職について
(1)高校生、大学生の県内での就職に向けた方策、県外就職者の県内での再就職のための方策について
(2)「紀の国大学」への、地方創生の観点からの関わりについて
5.農業振興について
(1)就農に向けた取組や就農希望者への支援制度について
(2)四年制農業大学校からのインターンシップの受け入れや提携について
(3)四年生農業大学校のサテライト校の誘致について
(4)農福連携の取組に対する県の考え方について
(5)農福連携の推進について
以上の項目について県議会本会議で質疑を交わす予定です。
「空き家対策について」は、議会報告会の場で何度も質問が出る項目です。空き家の近所の人も困っていますし、空き家を相続した人も困っていることの相談があります。両方の観点からの問題を取り上げ解決に向けた取り組みについての議論を交わします。
「台風21号被害への対応について」は、10月に和歌山県を襲った台風21号の被害を受けた現場に行った時の皆さんからの要望や意見に基づいて質疑を交わす項目です。現場の声を取り上げることは大事なことだと考えています。
「投票率の向上について」は、高校生など10歳代の有権者の投票率が低い数字になっています。若い人の投票率を上げるための方策について議論を交わす予定です。
「若者の県内就職について」は、高校や大学を卒業時に県外に就職する学生が多いので、県内で就職できるしくみを作ることについて質疑を行います。
「農業振興について」は、平成30年4月に開校が可能となった四年制大学校との連携を図ることについて。また農福連携のためのしくみづくりと、県庁内での推進体制について質疑を行います。
県議会は一般質問初日を迎えました。初日から知事の政治姿勢についてなど、関心のある質疑が交わされました。議員として県政の一端を担っていますから、一般質問の議論の内容や答弁はそれぞれの議員からの視点に基づく課題の認識ができ、答弁から県政の方向性が分かるので勉強になります。
和歌山県での統合型リゾートの考え方や知事就任から今日までの11年間の取り組みの一端も分かるような議論が繰り広げられました。
朝から和歌山県政についての協議を交わした方から資料をいただきました。「講演会に参加したときの議事録です。とても勉強になったので時間があれば読んで下さい」と言葉を添えていただきました。
今後の金融業界の見通しや雇用問題について記されていました。働くことは自分を高めることであり、現代で言えばAIで代替できない能力を身につけることになります。AIが代替できない人の能力は、気づきや人との関係の中で生まれる全く新しい発想などに基づいたアイデアなどだと思います。
知識を得る事とともに人と会うことで変化をつけられると思います。