昨日に引き続いて一般質問の打ち合わせを行いました。今日の主な打ち合わせ項目は次の通りです。
「台風21号被害への対応について」
台風21号は和歌山県に大きな被害をもたらしました。家屋の床上浸水や床下浸水、自動車の水没や農作物への被害など、生活への影響や金銭的被害も発生しています。
そこで今後の対策として必要なものが浸水地域を流れる河川の改修です。紀の川などの河川の改修は計画通り実施しているところですが、被害に見舞われた皆さんからすると「大雨の度に浸水しているのに何の対策もしてくれていない」、「私達の意見は通っていない」などの声となって現れています。浸水対策は実行しているところであり、生活安心と安全確保のために改良工事を実施していますが、対策が見えにくい状況にあると思います。
そこで台風21号による被害に河川改修面からどう対応してきたか、これからの実施計画の見込みと、計画の前倒しについて質疑を交わすことにしています。
台風21号被害に見舞われた現場で見たことや現場の声を議会に届けたいと思って質問を行います。
「投票率の向上について」
平成29年11月に施行された衆議院選挙の和歌山県における投票率は前回よりは上回りましたが、戦後に二番目の低投票率という結果になっています。投票日が和歌山県に台風21号が到来した時と重なったことも原因になっていると思います。しかし低投票率の原因として未成年層の投票率が低かったこともあると思います。そのため18歳と19歳の若者の投票率を向上させることを考える必要があると思います。
暫定的な数字ですが和歌山県における18歳と19歳の投票率は37パーセントで、全体の投票率よりも低い数字になっています。台風21号の影響以外に、他にも低投票率の原因があると思います。
政治に関心がないことや、若い層への投票の呼びかけが不足していたことなどが考えられます。政治への関心を高めるためには、政治家や大人が政治の話をすること。学校で政治参画について今以上に教えること。公立高校に日時を決めて期日前投票所を設けることなどが考えられます。
また投票の呼びかけについては、SNSの活用やコミュニティFMでの放送などが考えられます。今回はコンビニのレジの画面で投票の呼びかけをしていたようですが、若い人達が利用するコンビニや店舗の環境を使わせてもらうことも有効な方法だと思います。
他にもカラオケボックス内での画面からの投票の呼びかけや日頃から政治に関わるテーマを取り上げておくことも考えてみたい企画です。
若い人が政治に関心を持ち、「投票に行こう」と思えるような取り組みについて議論を交したいと考えています。
- 地域防犯活動について協議を行いました。住宅地内の防犯灯のLED化を図ると共に、住宅地内のポイントに防犯カメラ設置することを検討しています。それぞれが安全確保を図ると共に、自治会として住宅地内の防犯対策を進めようとしている地域があり、その取り組みを支援したいと考えています。
- 違法ドラッグとアルコール依存の人の人口割合は和歌山県が高いと聞きました。そのため今回、県議会で薬物乱用防止を取り上げることを考えていたのですが、まずは自分で薬物乱用防止のための活動を行ったうえで、次の県議会のテーマとして取り上げたいと考えました。
- 華月殿の年末の会合に参加しました。笑顔のある会話と抽選会などを楽しみました。今年もお世話になった皆さんに感謝する時間となりました。