活動報告・レポート
2017年11月18日(土)
葵会和歌山支部総会

第56回葵会和歌山支部の総会にお招きをいただきました。毎回、招待をいただき皆さんとの交流機会を持てていることに感謝しています。

皆さんから意見や激励をいただきました。主な意見は次の通りです。

  • 「みっつの出来事を読んでいます。片桐さんは年下ですが、参考になることが多いので楽しみにしています」。
  • 「現役の議員さんから情報をいただくことはとても有り難いことです。その情報を基に先輩として少しの経験からアドバイスができますし、社会のあり方を考える道具となるからです。まだまだ地域社会の、そして後輩達のお役に立ちたいと思うので、情報提供をお願いします」。
  • 「情報社会であり情報管理社会ですから議員個人としての活動の難しさがあると思います。そんな中、私達にも見える活動をしてくれていることを嬉しく思います」。
  • 「挨拶を聞いて和歌山県の課題、関西広域の取り組みなどがよく分かりました。私達の代表として頑張ってくれていることを嬉しく思いますし、まだまだこれからの人なので期待しています」。
  • 「20歳代の若い人にも政治の話や社会人としてのあり方などを話していることを嬉しく思います。後輩の育成をしていることは素晴らしいことです」。

また開会にあたっての挨拶の主旨は次の通りです。

こんにちは。第56回目を迎えた葵会和歌山支部総会のご盛会と今回も挨拶の機会を頂戴したことに感謝申し上げます。皆さんとお会いできる今日を楽しみにしていました。

お陰様で県議会に送り出してもらってから三期目の活動に入り、今年で丁度10年を迎えることになりました。これも皆さんからのご支援の賜物であると感謝しています。

さて私からは三点に絞って最近の活動を紹介させていただきます。

まず、現在、和歌山県議会から関西広域連合議員として送り出してもらっています。関西広域の課題を学び、和歌山県として主張を行っているので地域のお役に立てるものと思いますし勉強にもなっています。関西広域連合議会はそれぞれの府県の課題ではなく府県をまたがる課題、つまり関西全体の課題を協議する議会です。主な議論は広域防災、広域医療、エネルギーの問題などがあります。和歌山県だけの課題ではないので他府県の動向や考え方も知ることになり、全体調和を図るためにやるべきことの中での和歌山県の存在や役割を議論しているところです。

広域防災に関しては和歌山県の防災対策だけを考えるのではなくて、関西広域に及ぶ災害発生の場合の防災の取り組みや避難方法について協議を行っています。府県の立場、地域性により考え方が違うので、自分の立場だけを主張しても話が通りません。全体が良くなるような話が必要となるので、私達の立場を主張すると共に、全体を考え、私達の立場を入れられることを目指しています。

また和歌山県では長期総合計画を策定して計画をスタートさせています。長期総合計画は平成29年度から平成38年度までの10年間で達成すべきこと、10年後の和歌山県の姿を描いているもので、私も策定委員として携わりました。和歌山県の強みは何かを議論し、その中でエネルギーの移出県であることが強みであることを計画に掲載しています。

関西の経済、産業を支えているのが電力を県外に移出している和歌山県ですから、これからの10年間もその強みを生かすことを明記しています。しかし昨今の情勢変化によりこの点に関する長期計画の進め方は考える必要がありますが、和歌山県にとって関西の電源を担っていること、整備形成も含めて重要な役割がありますから、共存を図れることを目指した活動を続けたいと考えています。

最後に最近の若い人たちの考え方を紹介したいと思います。先週、今年社会人になったばかりの20歳代の人達に対して県政報告と懇談の機会がありました。社会人になったばかりですが、これからの社会を担っていく覚悟を持っていたので安心しました。先輩達が築いてきた伝統と文化を今、私達の世代が受け継いでいます。次は私達が後輩に対して受け継いだ伝統と文化に私達の時代の価値をミックスさせて引き継がなければなりません。引き継いでもらう人に不安があればそれはできませんが、彼らと話してみて「頼りになる後輩たち」だと思いました。先輩の皆さんにも、「最近の若い人はしっかりしているので時代を託して大丈夫です」とここで話しておきたいと思います。彼らを社会人として育成していく所存ですので安心して欲しいと思います。

以上、大きく三点について述べさせていただきました。県議会三期目をしっかりと活動していきますので、引き続いてのご支援をお願い申し上げ挨拶とさせていただきます。ありがとうございます。

以上のような会員の皆さんとの意見交換と挨拶をさせていただきました。皆さんに感謝しています。