活動報告・レポート
2017年10月23日(月)
台風の被害状況
台風の被害状況

昨日、和歌山県に雨風による被害をもたらした台風21号。今朝から浸水被害に関して情報を得ました。自宅が床上浸水被害を受けた人もいて、改めて昨日の台風21号被害の大きさを感じています。火災保険に加入していることから見舞金の対象となるようですが、それよりも生活を取り戻すことを目指す支援を協議しました。一日も早い回復をお祈りしています。

また南海電鉄本線に通っている線路が一部変形していることから本日の運行が休止となり、またJR和歌山駅発着の電車も運行を見合わせている区間があったことから、通勤、通学などに影響が出ています。事業者には早期復旧をお願いいたします。

競争と長所

経営者の方々との懇親会に参加しました。今日懇談させてもらった皆さんは和歌山県内だけではなく、大阪や東京への事業展開をしている方々です。

競争が激しい地域では、過去と同じことをやっていては駄目ですし、競合相手と同じサービスをやっていても駄目だということです。同じ業種であった場合、違う付加価値を見つけて実行しなければ競争に勝ち残れないそうです。具体的なことを書くことは控えますが、他の同業他社と違う長所を一つだけでも付け加えられるなら競争に勝てるそうです。

実際はその一つの強みを付加することが難しいのですが、チームを結成して取り組むことで長所づけをすることが可能だそうです。

長所を付加したサービスを見つけられたら、それを事業展開するために必要な条件があります。それは人材を見つけることだそうです。マネージメントできる人材を見つけなければ、どんな良いしくみを構築しても事業展開はできません。人材の採用と採用した人材を使えるマネージャーを見つけられたら、首都圏に新規参入しても十分に勝負できるということです。

他府県での事業展開に必要な条件をまとめると、長所を付加したサービスを提供すること。人材の確保とマネージメントできる人材を確保すること。そこに事業所のロケーションと市場調査と分析ができるなら勝機を見つけることができるそうです。

映画「空海」

平成30年2月に映画「空海」が公開されると聞きました。製作費150億円の大作で、舞台となる中国でも話題になっているということです。この映画「空海」がヒットすれば、高野山を訪れる観光客が更に増加することが予想できます。現在も高野山は外国人観光客が多く賑わっていますが、ヨーロッパからの観光客が多く、中国からのお客さんはそれと比較して少ないと聞いています。ですから「空海」がヒットすれば中国からの観光客も増加すると思われるので、映画「空海」のヒットを願っています。

ところで高野山で日本文化である茶道の普及活動を行っている方から「空海」の話を聞いたので映画の概要を探しました。映画解説では次のように紹介がされています。

「弘法大師としても知られる真言宗の開祖・空海が遣唐使として中国に渡った若き日の姿を描く、日中合作の歴史スペクタクル大作。夢枕獏の小説『沙門空海唐の国にて鬼と宴す』を原作に、『さらば、わが愛 覇王別姫』『始皇帝暗殺』の名匠チェン・カイコーがメガホンをとり、主人公の空海を海外作品初挑戦となる染谷将太が演じた。8世紀、遣唐使として日本から唐へやってきた若き僧侶の空海が、詩人・白楽天とともに首都・長安を揺るがす巨大な謎に迫っていく。空海の相棒となる白楽天を中国の人気俳優ホアン・シュアン、物語の鍵を握る楊貴妃を台湾出身のチャン・ロンロンが演じるほか、日本から阿部寛、松坂慶子らが参加している。」という観たくなる内容です。

和歌山県へのインバウンド観光にとって追い風となる映画なので、周知したいと思って居ます。