活動報告・レポート
2017年10月17日(火)
ジュニアスポーツ
ジュニアスポーツ

ジュニアスポーツ育成に関しての思いを聞かせてもらいました。地方都市から全国レベル、世界レベルの選手を輩出することは簡単なことではありません。和歌山県でも国体開催県になった時は優れた成績を残していますが、開催県でなくなった翌年から成績は下降線を辿っています。長く好成績を保つためには即戦力に頼るのではなくて、ジュニアの育成に力を入れる必要性があることは誰でも理解しているところです。でも中々ジュニア育成につながっていない現実があります。その理由は様々あると思いますが、世界の舞台で選手として活躍した経験のある指導者の存在もジュニア育成のための大きな理由となります。

今日、話し合った指導者は競技選手として世界で戦ってきた方で、数年前から地元でジュニア育成に尽力をされていることを知りました。現役時代の経験をジュニア選手に伝えようと育成のためにクラブを開設しています。世界で戦った経験のある指導者の指導方法とそれ以外の指導者の差は分かりませんが、人は自分が経験したことを伝えることはできますが、経験していないことを伝えることは難しいと思います。技術面はさることながら、精神面やそこに至る道のりを、自分の言葉で伝えられることが強みだと思います。

よく引用することですが、同じ言葉を世界チャンピオンになった経験者が話すのと、チャンピオンになった経験のない人が話すのとでは、言葉の迫力も聞く人への伝わり方や温度差が違います。

人は誰でも、自分が経験をしたことは自分の言葉で伝えることができますが、経験していないことを、相手を動かすほどの力になる言葉で伝えることは難しいのです。勿論、プロ野球の世界で一軍経験の少ない人がコーチとなり一軍で指導している事例はありますし、相撲の世界でも横綱になれなかった親方が横綱を輩出している事例がありますから、チャンピオンでなければ指導できないことはありません。しかし人は自らの経験であれば自分の言葉で語ることができますから、世界で戦った経験のある指導者からの指導はジュニア育成の力になると思います。

何より、世界レベルの選手が指導者として活躍してもらわなければ、当該県としては経験を活かすことにならないので実にもったいないことですし、活躍する場を提供することが指導力強化に直結すると思います。

経験のある指導者が本気でジュニア育成のために立ち上がってくれるのであれば、それを応援することが同じ県で暮らしている私達にできることです。

応援の方法はたくさんありますが、まずはその競技に関心を持つことだと思います。関心がなければ応援もしたいと思いませんし、「最近、和歌山県は○○の競技が強いね」などの言葉で人に伝えることもしません。

多くの人に関心を持ってもらうためには、試合や練習を見に来てもらうこと、指導者による講演会などで接する機会を持つことなどの方法があります。和歌山県のジュニアスポーツ育成に努めてくれているこの指導者を応援していくためにできることは始めたいと思っています。

人と会うことは、今まで知らなかった新しいことを知り、関心を持つことにつながりますし、その人の応援と共にその競技を応援することにもつながります。

今日の意見交換の機会を通じて、関心を持って応援したいと考えています。

茶道例会
お茶体験講師、梅原さん

茶道を体験する例会の打ち合わせを行いました。主催は和歌山ゴールドライオンズクラブで、11月にお茶体験例会を開催することにしています。講師は梅原さんで、茶道の歴史と作法を学び、その後、実際にお茶体験をすることにしました。茶道を体験した会員は少ないのでお茶例会を楽しみにしています。

日本文化を体験し学ぶ機会になれば、ライオンズクラブとして意義のある例会になると考えています。

誕生日会

友人S君の誕生日会に参加しました。友人たちが集まってのお祝いの会となりました。友人の誕生日をみんなと一緒にお祝いできることは嬉しいことであり、誕生日を迎えた幸せのお裾分けをいただきました。