ライオンズクラブのマーケティング・コミュニケーション(MC)委員会が開催されました。今回テーマは「ゆうあい256号」の編集について。各種コンテストの開催について。国際平和ポスターコンテストについて。ホームページのリニューアルについて。モバイルアプリについて、などでした。
「ゆうあい」はライオンズクラブ335B地区の会報で、年に4回発刊しています。今回は各クラブ会長インタビューを特集記事としています。親しみを持って読める内容にすることを編集方針にしています。
またホームページを全面的にリニューアルする方針で、現在作業中となっています。全面リニューアルは今年いっぱいかかる予定ですが、見てもらいやすいホームページになるよう考えています。ホームページを見るのは会員とライオンズクラブに興味を持っている人などに限られていると思います。より多くの人に見てもらえることが理想なのですが、そこまで広げることは難しいと思うので、会員に見てもらえるレイアウトや工夫をしています。
ホームページはあるだけでは意味がないので、会員に見てもらえること、会員が使いやすくて、ここから情報を得られるようにすることを目指しています。そのため各クラブの活動報告や、地区からの連絡事項などを掲載することに加え、会員限定の知りたい情報を掲載することを考えています。
ホームページのリニューアルは会員からの要望事項です。ホームページが見にくいことや情報の発信が遅いことなどの意見をいただいています。MC委員会として対応しているところですが、現在のホームページの情報の整理と取捨選択、新しい情報の掲載などの必要があり、短時間で作成することは難しいところです。
しかし会員の要望に応えるために、ホームページのリニューアルを行い対応するようにしています。
会員の皆さんに伝えたいことは、地区委員は皆さんの要望に応えるためこれまで提言されている課題解決に取り組んでいます。個人であれば即座に対応できることでも、多くの会員が所属する組織ですから、一つのことを改善のするために皆さんから選出された委員会で協議を行い、進め方や改善について合意形成を図る必要があります。ライオンズクラブも民主制を取っていることから、合意形成と作業のために相当の時間を要することになります。本年度に皆さんからいただいた要望や意見に対応するために協議、結論を急いでいますが、作業を終えて改善することやリニューアルするまでは半年から一年はかかる見込みです。提言をいただいてから改善するまで時間を要することを理解して欲しいと思います。皆さんからの要望に応えるために、見えないところで議論をしていますし、作業をしているのです。成果が見える形になるまでに時間がかかりますが、歩みを止めていないことを分かって欲しいと思います。
ところで面白い議論がありました。原稿の締め切りについての話です。原稿の締め切りについて議論をしている中で、「皆さんに原稿を投稿してもらい易くするためには締め切りを設けない方が良い」という意見に対して、「締め切りがなければ原稿が出て来ない」という意見がありました。面白いものです。締め切りがあるとプレッシャーを感じて原稿が出て来ないと思いがちですが、実際は締め切りがある方が原稿は出て来るということです。
締め切りがあるから、人はその締切日を区切りとして作業に着手するものなのです。
締め切りを設定することで成果が上がる、これはどんな仕事でも同じことだと思いますから、締め切りを設定する方が作業は進むことを覚えておきたいものです。