活動報告・レポート
2017年10月7日(土)
お別れ
ツト☆ケンライブ打ち合わせ

10月13日に予定している和歌山市内での「ツト☆ケン」ライブ。今回も東京から坂本つとむさんとケンイチ大倉さんが和歌山市に来てくれます。今回は僕の誕生日月でのライブとなることから「片桐章浩誕生日記念ライブ」の冠を付けて開催することとなりました。

ライブは来週に迫ってきたことから、ライブ当日の進行予定などの打ち合わせを行いました。二人の馴染みのあるポップンロールの歌声が、和歌山市内に響くことが今から楽しみです。

お別れ

一昨日、お亡くなりになったK会長のお別れの挨拶に伺いました。本人もご家族も、必ず完治すると信じていただけに残念です。会長は冗談が好きだったので、きっと病気を完治させて退院した後、「私、実は入院していたのですよ」と驚かせるつもりでいたと思います。

僕もお見舞いに伺いたかったのですが、「大丈夫、退院してから」ということだったので、面会もできなかったことを残念に思っています。

ただ2年前の平成27年の社長退任、会長就任パーティの時の映像が式場内で流れた時、「会長に会えて良かった」と心から思いました。映像で映されるとここにいるような気持になります。

その時、「社長を退任する時は涙が出ると思っていたけれど全く出ないで、寂しさよりもこれからのことを思って嬉しくなっています」とコメントをしていました。この時のパーティを思い出しました。会長は「選挙を終えてから皆さんに来てもらえるパーティにしたい」と話してくれていて、平成27年の県議会議員選挙の当選直後の日程で調整してくれ、開催してくれたのです。

その時「会長になると実務から開放されますから気持ちが軽くなります。ただ起業した時の主力業務は私がやりたいと思っています。私の最初の仕事は大切にしたいから、最後まで責任を持ってこの分野は会長になってもやり続けたいと思っています」と話してくれたことも思い出しました。

きっと会長は自分の起業の原点を忘れないために、そして社長に自分の仕事を見せて魂を渡すためにその仕事だけは継続していたのだと思います。

会長との数々の思い出が蘇ってきます。

  • 入院のベッドで亡くなる少し前に「片桐さんにお世話になったのですから、恩義を忘れたら駄目ですよ」と身内に伝えてくれていたこと。
  • 平成27年4月の県議会議員選挙の開票日にカラオケボックスに行って、テレビの開票速報を見ながら応援ソングを歌ってくれていたこと。「負けないで」など当選が確定するまで応援歌を歌ってくれていました。
  • 可愛がっているYさんがミュージカルに挑戦する時、傍で励まし応援していました。会長から「片桐さん、Yさんを助けてあげてね」と連絡があり、会社を訪問した時が、会長との最後の時だったのです。まさか、こんなことになるとは思ってもいませんでした。
  • 平成27年の県議会議員選挙に向けての事務所開きの企画の時、「事務所を盛り上げましょう。事務所開きの時にみんなで『きいちゃんダンス』を踊りたいと思います。どうでしょうか」と提案をいただきました。その提案を受け入れて事務所開きの時に会長のところのスタッフが「きいちゃんダンス」を踊ってくれました。この日のために練習を続けてくれていて、約束通り事務所開きを盛り上げてくれました。

通夜先で会長の眠っている顔と会いました。安らかに、そして安心したような表情でした。式場で会長の紹介は「二倍、三倍の人生を生きた人です」とコメントがありましたが、まさに人生を思い切り楽しんだ人だったと思います。起業、社交ダンス、シャンソンなど仕事も趣味も楽しむ姿が印象に乗っています。

式典の最後に喪主から挨拶がありました。その中で「昨日からたくさんの方から『生前に受けたご恩を返すことができなかった』と言葉をいただきました。しかし故人はお返しなど望んでいたわけではなく、皆さんのとの絆を持てることを楽しんでいたと思いますから、皆さんとのご縁をいただいた幸せな人生だったと思います」と話してくれました。

心からご冥福をお祈りしています。ありがとうございました。

懇親会

10月は僕の誕生日月なので、皆さんが誕生日会を開催してお祝いしてくれました。心からお礼を伝えたいと思います。ありがとうございます。誕生日会そのものも嬉しいことですが、準備、企画、参加者の呼び掛けなどの行動を取ってくれたことを、更に嬉しく思います。応援してくれている皆さんのためにも実力を高め県政発展と和歌山市発展に尽くしたいと考えています。