活動報告・レポート
2017年10月3日(火)
教育の問題
教育の問題

塾の経営者と教育と故郷について懇談しました。これまで多くの塾生を育てて進学させている方ですが、「最近の傾向から思うことがあるから」と話してくれました。

一つは数年前と比較して、中学生、高校生の教育レベルが低下していることを実感しているということです。学校教育の実態は分からないと前置きして「大阪府が私学の授業料を無償化した頃から和歌山市内の学校の教育レベルが落ちてきたように思います。ある学校の場合、塾生として来ていた生徒は学年で150番ぐらいでも国立大学に合格するレベルでした。しかし最近は100番台だと国立大学は厳しくて、かつての150番ぐらいのレベルの生徒と同じレベルは50番ぐらいの生徒になっています。明らかにレベルが落ちていること感じています」との話です。

これが全てではないと思いますが和歌山県の教育レベルを高めるためには、一つの意見として捉えておきたい話です。

もうひとつが仕事です。和歌山県内で仕事をしたいと思っていても県外に進学した生徒は戻って来ない問題です。これは以前から指摘されていた問題ですが、改善されていないと聞かせてもらいました。

「教え子の中で県外の国立大学(旧一期校を指しています)に進学した子どもで、和歌山市内に戻ってきた生徒はほとんどいません。最近では弁護士になって戻って来た生徒がいる程度で、企業に就職するから故郷に戻ってきた生徒はいません」という話です。

つまり、戻って来て活躍する場所が少ないと言う指摘です。そのことから「県外に進学した優秀な子ども達が、和歌山県内で仕事ができる環境を作ってくれることを望みます」と要望をいただきました。

指摘のあったように、教育レベルの問題と県外に進学した生徒が県内で仕事ができる環境、および雇用機会をつくることが課題です。教育レベルを上げると、また県外に進学率が高まり、県内に戻ってくる子どもが減少することになりますが、それでも教育レベルを高めることが和歌山県の地力を養うために必要なことです。

将来を支えてくれる子ども達に対する高い教育レベルの提供と活躍できる場所をつくることが県政の大きな課題であり挑戦です。

LALALAND

久しぶりに映画「LALALAND」を観ました。この映画は、これまで観た中で最高の作品だと思っているのですが、やっぱり感動の作品です。

今回は映画音楽を中心に楽しみ、ストーリーが分かっているので台詞も楽しむことができました。映画で使われている音楽は、名シーンとシンクロして感動を創り出してくれるものでした。

またいくつか印象に残る台詞もありました。

  • 「明日のことは誰にも分からない」。映画出演のためのオーディションを受けて「また」駄目かも知れない不安を感じているミアに対してセバスチャンが言った台詞です。

    明日に起きることは自分も分かりませんし、まして他の誰にも分からないことです。まだ訪れていない未来に不安を感じるのは当たり前ですが、未来を創り出すために、今できることをやったなら、結果を不安に思うことはありません。今やれる精いっぱいのことをやった結果は、今やれることのベストだからです。もし結果が期待したものでなかったとしたら、できることは明日、訪れる「今」を頑張ることです。不安を感じるよりも、今日できなかったことをやれる明日を楽しみに待つ方が素晴らしいと思います。

  • 女優になるための才能がないからオーディションを受けたくないと言うミアに対して「できないと言うのであれば、俺が納得できる理由を説明しろ」とセバスチャンが言った台詞です。

    自信がないことに対して人は挑戦したくないと思います。そのためできない理由をつけて挑戦することを止めようとします。しかしそれでは永遠に望むものを得ることはできません。挑戦することを避けようとする理由は、不安や自信がないということです。不安や自信がないことを打ち消すためには、「やれる」と覚悟を決めることです。やれない理由を探すよりも「覚悟」を決めることが明日を迎えるために必要なことです。