活動報告・レポート
2017年10月2日(月)
誕生日を迎えて
誕生日を迎えて

56回目の誕生日を迎えました。たくさんの皆さんからお誕生日のお祝いのメッセージをいただいたこと感謝しています。昭和36年生まれだから、思い返すと随分遠くまで来たものだと思います。

午前0時にお祝いのメッセージをもらったのを始め、終日、皆さんからのメッセージをいただきました。数々のメッセージに深く感謝しています。

  • 「元気に活動してくれていることを嬉しく思い感謝しています」。
  • 「いい人生、いい出会いを、今年も」。
  • 「大変なことがあると思いますが、いつまでも若々しくハツラツと素敵な片桐さんでいて下さい」。

たくさんのメッセージをいただけたことは有り難いことです。

ところで先月に60歳の定年を迎えた先輩のIさんと懇談しました。「自分が60歳を迎える年になるとは思ってもいませんでした」という話から始まりました。

僕が20歳代の頃の社会における会社の定年は55歳でした。55歳の人はとても年輩に見え、「定年間近」の人らしく感じたものです。しかし自分達がその年齢になると、とても社会から「定年間近」とは思えません。

Iさんは「あの頃の定年間近の人達は本当に年配者に見えました。先輩達と比較するとまだ若いと思っているのですが、まさか自分がその年になる時が訪れるなんて驚いています。でも現代は65歳まで定年が延長されているので、あの当時よりも現役時代が若くなっていると思います」と話してくれました。

確かに、あの当時の定年前の人と比較すると、現在の55歳や60歳は随分若いと思います。とてもリタイアするような年には思えませんし、むしろ経験を活かせる年齢だと思います。経験者が活躍できる社会、会社環境を築くことが社会に活力を与えることになると思います。

経験者の方々が希望すれば継続して働ける環境を築き、若い人達に経験を伝えられる社会のしくみを作ることが大切だと思います。

時間は順番に若い人を経験者に変えていきます。出会う現役世代の人の多くは年下の人になってきました。まだまだ若いと思っているだけに不思議な感覚がありますが、もう社会をリードしていく立場になっていることを感じます。多くの先輩達が切り拓いてきた道を、自分が切り拓く時代になっていることを感じます。前に開けている道を歩くということは、結構大変なことだと感じています。

最後に母からのメッセージです。

「雨ですね。今日で56歳おめでとう。56年前の朝8時過ぎ3,600kgと大きかった。お父さんは大喜びでした。こんなになるとは思いませんでした。これからは休みも取るように、身体に気を付けて下さい」。

これから拓けて行く道を歩き出すための勇気をもらえるメッセージです。

ご意見

「これだけの事業を続けていて、和歌山市の財政は大丈夫なのでしょうか。私は心配になってきています。財政の仕事をしている人や行政経験者などの周囲の人からも、『大丈夫だろうか』という意見があります。事業面を評価するのは良いことですが、同時に財政面のチェックもして欲しいと思います。このままだと財政再建団体にならないかと思います」という意見をいただきました。

事業推進と財政健全化は両立すべき行政課題です。トップのタイプや考え方によってどちらを優先させるか違ってきます。バランスを取るべきですが、地域活性化のために事業を優先させることもあれば、将来のために財政健全化を目指す時もあります。バランスを欠くと市民から不安の声が聞こえるようになるものです。

また「議員のそれぞれの活動を市民は見ていないようでも見ているものです。しっかりとした活動を続けていることを市民は見ていますから。和歌山市の将来に欠かせない人だと思いますから、これからも頑張って下さい」と伝えてくれました。