活動報告・レポート
2017年9月28日(木)
県議会閉会
県議会閉会

平成29年9月県議会定例会が閉会しました。提案された議案を審議した結果、全て可決されました。僕も全ての議案に賛成しました。以下、提出された議案の一覧です。

  • 議案第152号 平成29年度和歌山県一般会計補正予算
  • 議案第153号 平成29年度和歌山県土地造成事業会計補正予算
  • 議案第154号 職員の育児休業等に関する条例の一部を改正する条例
  • 議案第155号 和歌山県農村地域工業等導入地区における県税の特別措置に関する条例を廃止する条例
  • 議案第156号 和歌山県同意集積区域における県税の特別措置に関する条例の一部を改正する条例
  • 議案第157号 和歌山県都市公園条例の一部を改正する条例
  • 議案第158号 和歌山県使用料及び手数料条例の一部を改正する条例
  • 議案第159号 平成29年度建設事業施行に伴う市町村負担金について
  • 議案第160号 訴訟の提起について
  • 議案第161号 訴訟の提起について
  • 議案第162号 工事請負変更契約の締結について
  • 議案第163号 工事請負変更契約の締結について
  • 議案第164号 工事請負変更契約の締結について

また意見書として「2025国際博覧会の誘致に関する決議」が採択されました。これは2025国際博覧会に立候補している大阪での開催を支援するため、和歌山県議会として意見書を提案するものです。既に8月に開催された関西広域連合議会でも意見書を採択していることもあり、和歌山県議会としても国際博覧会を支援する意思表示を行うことになりました。

意見書では、「国際博覧会の開催は、圏域の発展、すなわち本県における産業振興や観光文化交流等を促進するとともに、地域の振興や住民の生活向上にも寄与することが期待できる。よって、和歌山県議会は、大阪・関西における国際博覧会の開催を支持するとともに、誘致実現に向けた国内機運の醸成など、2025日本万国博覧会誘致委員会の招致活動を支援し協力する」という決定をしました。

関西広域の発展は和歌山県の発展にも寄与するものであり、実現できるよう活動を実施したいと考えています。

そして「2025日本万国博覧会誘致委員会」では「2025日本万国博覧会誘致戦略」を策定し、海外誘致活動と国内機運醸成に向けた活動を開始させています。

誘致の鍵となるのが平成30年1月から3月にかけて立候補国を訪問する予定のBIE調査団の現地調査です。同調査団は最初に東京に入りますが、その後、関西、大阪に入ります。その時に東京と関西での盛り上がりが必要で、調査ルートを踏まえて調査団が国内機運の高まりを体感できるような「シティ・ドレッシング」の展開が必須となっています。

「シティ・ドレッシング」では、移動ルートにかかる公共施設や訪問施設、および周辺企業や市町村施設でも誘致の機運を高めるポスター系などのPRの取り組みの協力をすることになります。和歌山県内の市町村や施設が視察ルートになるかどうか判明していませんが、機運醸成のための準備は整えておきたいところです。

今議会を終えましたが、和歌山県議会としても年末から来年に向けて「2025日本万国博覧会」誘致を支援するための取り組みを実施していくことになります。和歌山県議会として「2025日本万国博覧会」に関して盛り上げ機運の醸成を図り、関西の中の和歌山県の存在を見せ付けたいと思います。

桐邦会

夕方からは「桐邦会」の懇談会を開催しました。この会は若い経営者を中心にした勉強会で、今回は和歌山県議会の動きや衆議院解散について説明を行いました。若い人達が政治に関心を持ち、政治参画してくれることを目指して発足させた会なので、今回の総選挙は生きた勉強材料になると考えています。