活動報告・レポート
2017年9月15日(金)
危機管理
自治会

10月以降の地元自治会活動について自治会長と話し合いました。10月からは芸能大会、人権研修会、防災訓練、一万人大清掃への参加、ふれあい食事会など盛りだくさんの予定です。役員分担して計画や参加することになりますが、より多くの自治会員に参加してもらえるように会議を招集することにしています。

多くの自治会員に参加してもらえるための企画立案と、参加してもらうための声掛けは大切だと思います。

危機管理

午後6時30分から懇親会に参加しました。参加者は約30人の会で皆さんと交流を深めました。開会に際して一言挨拶をさせていだたきました。

こんばんは。今日の懇親会に案内をいただき楽しみにしていました。

今週から県議会が始まっています。私は3月、6月県議会と8月の関西広域連合議会で登壇していることから今議会での登壇は予定していませんが、常任委員会などで議論を戦わせたいと考えています。折角の機会ですので少しだけ県議会と関西広域連合議会の報告をさせていただきます。

今日も北朝鮮がミサイルを発射し北海道上空を通過しています。わが国に脅威と不安を与えることに留まらず国際平和を揺るがせる問題が続いています。国防、安全保障、外交は国の問題ですから地方議会で直接対応できる問題ではありませんが、だからと言って放置しておいてよい問題ではありません。危機に際して自分には何もできないからと言って何もしないこと、他人事に思うことが一番危険なのです。無関心ほど相手が攻め込むための好条件はないのです。

和歌山県議会で北朝鮮のミサイル発射、核実験などの危機を意見し、国に対して意見書を上げることが県民の意思であり、国を護ることにつながるのです。繰り返しますが、無関心ほど相手が攻めやすい状況はないのです。小さな和歌山県ですが、和歌山県としてこの問題を議論し、県議会から意見書として仕上げることが国を護る、県を護る、地域を護ることになるのです。

国が危機に晒されている時に何もできることがないから何もしないでは、国を護ることはできないのです。県政が扱う問題でなかったとしても県政として意見をあげることが大事なことなのです。是非、国の危機管理に関しても皆さんの意見を聞かせてもらいたいと思いますので、よろしくお願いいたします。

そして関西広域連合議会です。和歌山県代表として、関西の中の和歌山県の立場を訴えているところです。この場で和歌山県の存在を訴えることが和歌山県の立場を作ることだと考えています。

観光では京都府に敵わないかも知れません。産業面では大阪府に敵わないかも知れません。観光でも産業でも劣っているとしても和歌山県が誘致性を保てる分野があると思い主張しています。

まず優位性を保てるのがエネルギー問題です。再生可能エネルギーなどの開発により関西のエネルギー供給県としての立場は創れると思います。メタンハイドレートの開発は資源産業としてわが国のエネルギー問題を解決することに発展する可能性を秘めています。

また串本沖での海流発電の可能性もあります。黒潮海域でのこの発電方式は大規模電源となるため和歌山県がエネルギー供給県としての地位を確定させる力を持っています。そして水素エネルギーの開発は既存の発電所に有効なものであり、いち早く和歌山県が水素エネルギーの拠点になることを目指すことも必要だと考えています。

そして観光です。和歌山県は歴史と文化を有しています。奈良県や和歌山県の歴史は決して他の府県に劣るものではありません。世界遺産の熊野古道や高野山、偉人を観光に活かすことで観光面でも差異化を図ることは可能だと考えています。

関西における和歌山県はエネルギー供給と歴史と文化を生かした観光で存在価値を発揮できると考えています。このような主張を関西広域連合議会で行っていることを報告させていだきます。

最後に関西は更なる飛躍のためにこれから大きなチャンスが訪れる時期にあります。2019年はラグビーワールドカップ、2020年、これはわが国全体のことですが東京オリンピック、2021年はワールドマスターズゲームズ関西、そして2025年の国際博覧会の大阪会場での開催。そしてリニア新幹線へとつながる道があります。関西の発展に和歌山県として乗り込む方法を考える必要がありますので、この流れに皆さんと共に乗り込みたいと考えています。予定していた挨拶の時間をオーバーしているように思います。今日、皆さんと共に最後まで楽しい懇親会にしたいと思いますので、よろしくお願いいたします。

以上のような挨拶をさせていただき懇親会に入りました。有意義な時間を共有させていただいたことに感謝しています。

その他
  • 和歌山県内の再生可能エネルギーの現状について話し合いました。和歌山県内でも大型の再生可能エネルギーの計画がありますが「地域との共生」が鍵になっていると思います。経済と環境保全と安全性の両立を図ることが課題となっています。
  • 2025国際博覧会誘致の署名の依頼がありました。和歌山市の民間団体として誘致に協力できることをしたいと思って署名活動を開始していることを聞きました。
    2025万博は関西全体が盛り上がるイベントであり、わが国で開催する博覧会であることを忘れてはいけません。和歌山市の団体が支援活動を開始してくれたことを嬉しく思います。関西広域連合での2025万博に関する議論の経過と現状などを説明いたしました。