活動報告・レポート
2017年9月11日(月)
太陽光発電所の現場
太陽光発電所の現場
太陽光発電所の現場

まとまって立地しているメガソーラーの現場の視察に行ってきました。太陽光は発電所なので電気設備の位置づけで、太陽光発電所の周囲はフェンスで囲われています。勿論、電気設備保安のための主任技術者による点検も実施して管理されています。

太陽光発電による発電は、朝と夕方は発電電力量が低下すること、冬場の発電量も低下することが問題のようですが、その他の不具合はないということです。

ただ夏の時期は雑草が茂ることから管理すれば大変なので、しないで放置している人もいるようです。現場を見ると事業者によって雑草除去などの管理をしているところもあれば雑草が伸び放題のところもありました。発電効率に差が生じている可能性がありますが、管理費を削減したい人もいることから差異があるようです。

案内してくれた所有者の話を聞くと「現場で視察の方の案内をしている時や、雑草を除去している時などは、地球環境保全に少しでもお役に立っていることを感じられるので事業をしていて良かったと思います。また事業計画通りに発電していることから、『収支見込みが予定通りである』ことからも実施して良かったと思っています」と話してくれました。

また「田舎では田畑の農作業や山林の維持菅野などの手入れをする人がなくなっているので所有地の維持管理が問題になっていました。太陽光発電を建設してくれることで管理はしなくても良くなりますし、高齢社会に適した再生可能エネルギーのしくみになっていると思います」と話してくれました。

大規模な開発を伴う再生可能エネルギーの問題が惹起していますが、低圧や小規模なものは地域にとっても歓迎されているようです。また、事業者の信頼性、適地性、規模などによって再生可能エネルギーの評価が違っています。

案内してくれた所有者が話してくれたように「一番大事なことは地元の皆さんとの信頼関係です」ということになります。地域からの信頼、地元の皆さんから信頼を得ることが事業者にとって大事なことです。

産業廃棄物
産業廃棄物処分場、造成現場

和歌山県内で産業廃棄物処分場の造成が進められている場所、会社を訪ね、造成現場を案内してもらいました。この大規模な場所での事業は、主要五品目の完全な仕分けと地域との共生、そして水の管理に力を注いでいます。

この水の管理の面では、廃棄物を埋めるからと言って絶対に汚い水を放出しないことを目指しています。流れ出る雨水などの水は一旦、貯水池に溜め、水の浄化装置を通すことで濁りや不純物を取り除きます。そしてもう一度、区分けされた貯水池に戻して水質を確認してから近くの川に放流しています。放出した水は澄んでいて「これだけきれいな水を放出している施設であることを自慢できます」と話してくれた程です。

誰が視察に来ても隠し事がないように、取水口、排水口を見てもらえるようにしていますし、敷地外の水路に流れ出ている水も見てもらえるようにしていました。事業所内の現場であっても現場を見てもらうことが理解してもらうために大事なことなので、ここでは可視化と案内をする体制を整えています。

産業廃棄物処分場、造成現場

この会社の方針に基づいて現場では、行政視察や地域の皆さんに公開するしくみを整えて地域社会から信頼を得ています。

案内してもらって分かることですが、不正行為は信頼をなくすことにつながりますし、現在は行政や近隣からの監視が強く、隠すことができないので不正を考えるよりも施設を公開し共生関係になるように考えることが大事だということです。このような会社方針を打ち出せていること、それを順守している職員さんがいることが会社の存続と地域の信頼につながっていると感じました。

ライブ
俳優の松田優さんと榊原利彦さん

俳優の松田優さんと榊原利彦さんの二人が和歌山市に来てくれ、演劇ライブを披露してくれました。二人は「般若」というユニットで全国で演劇ライブを行っていますが、今回はご縁があり和歌山市でも開催してくれました。プロの俳優の演技を距離が近いライブ会場で観るので、「ど迫力」という表現がピッタリでした。声量、表情、そして二人の呼吸と会場との呼吸が一致して、自然に会場を引き込んでくれました。

演劇ライブは4本あり、二つはシリアスなドラマ仕立て、二つはコミカルな演技で、どちらも楽しいライブとなりました。二人が演技で伝えくれたことは、「今を真剣に生きる」ということです。

演劇ライブ

最初の挨拶で「短い演技ですが命を懸けていますから」と話してくれましたし、知人のプロダクションの方からも「二人は真剣ですから。演技に命を懸けています」と話してくれた程です。

命を懸けて伝えるメッセージは「限りある命を大切に。今を真剣に生きること」に尽きます。死んでしまった後の世界から、自分が生きていた最後の一日を振り返るドラマがありました。当たり前のよう訪れると思っている一日が、かけがえのない一日であることを伝えてくれます。決して戻らない一日こそ人生の宝物であり、宝物の中で生きている私達は、その中で喧嘩や争いをしている時間はないのです。

一日の中で争いをしている時間があるなら、それをもっと大切な他のことに生かすべきだと思います。大切な人との時間、好きな仕事に打ち込む時間、夢を語る時間。そんなことが尊いことが分かります。

演劇ライブ

今を生きること以外に生きられる時間はありません。今を生きるのであれば真剣に生きたいと思います。

大切なメッセージを伝えてくれた松田優さんと榊原利彦さんに感謝しています。