午前中は、一年に一度受診している健康診断の日でした。定期健康診断を受けることで健康状態が確認できますから、健康を考える一日になります。
聴力や血圧など直ぐに結果が分かるものの数値は正常値を示していたので安心することができました。血液検査や胃の検査結果などは後日の通知となりますが、健康維持をしようという気持ちになりました。
第72回国民体育大会「愛顔つなぐえひめ国体」の和歌山県選手団の壮行式に参加しました。紀の国わかやま国体は平成27年の開催だったので、早いものでもう二年が経過しています。平成28年は東北復興に向けた岩手国体でしたが、今回は愛媛県が開催県となります。
和歌山県選手団の壮行式に参加して、選手の皆さんは紀の国わかやま国体以降、たくましくなっていると感じます。自信と誇りを持って国体に挑むような雰囲気を感じました。
壮行式での選手の皆さんの激励と共に、モチベーションビデオを観て、今回の活躍も期待できる空気が満ちてきました。「不安は、時には自分の壁になる。それを乗り越えること」や「自分を超えるための練習をする」などのメッセージは、選手に力を与えるものだと思いますし、壮行式に参加した私達にとっても日常の心構えとして大切なメッセージになるものでした。
モチベーションを高めることは大切ですが、そのためには反復継続した練習や言葉が必要です。毎日、気持ちが高まるようなメッセージを聞いていると、今やるべきことに対して気持ちが入ります。
壮行式は参加した私達の気持ちを高めてくれるものでした。選手の皆さん、和歌山県代表としての誇りを持って戦って下さい。応援しています。
今月末に開催する経営者勉強会のテーマを話し合っていた時、「陸奥宗光伯没後120周年の年なので、経営者の皆さんに郷土の偉人、陸奥宗光のことを知ってもらうことをテーマにしてはどうですか」と提案をしたところ、「陸奥宗光は和歌山県出身であることは知っていますが、知っていることと言えば不平等条約改正のことぐらいで、あまりよく知らないのです。今回のテーマは陸奥宗光伯で行きましょう」ということになりました。
早速、陸奥宗光伯の講義をしてくれる人に講師のお願いをしたところ、快く引き受けてくれました。「和歌山県の経営者の皆さんに陸奥宗光伯の功績を伝えることは大切な機会ですから」と言って引き受けてくれました。
陸奥宗光伯の功績を知ってもらうことは大切ですが、現代を生きている私達が知って活用できるものにすることが偉人も喜んでくれることだと思います。
陸奥宗光伯はその時代、兵庫県の知事を務めていますから神戸市との関係も深いものがあります。例えば、平成30年度に開港120年を迎える神戸港の基本形を作ったのは陸奥宗光伯の知事時代で、和歌山県人が担当をしています。神戸市が実施するであろう神戸港開港120周年のイベントに、陸奥宗光伯を切り口とした和歌山県との関わりを取り上げてもらうことも偉人の功績を活かすことだと思います。
また大政奉還の大きな舞台は京都市ですから、大政奉還に関わった陸奥宗光伯と京都市との関係に注目すれば、大政奉還や明治維新150年の新しいイベントを組めるかも知れません。歴史を現代に活かすことは歴史を知り、偉人を知り、現代につながる経過を知ることです。
今回の経営者勉強会では現代に活かせる陸奥宗光伯や紀州藩について学びたいと思っています。この勉強会も陸奥宗光没後120年記念の取り組みの一つに取り上げて欲しいと思いますし、子どもの教育に活かすことと共に経営者に学んでもらうことで歴史を現代に活かす基礎を作れたら嬉しいことです。