第10回目を迎えたJP労組和歌山連協総会にお招きをいただきました。有り難いことに大会で挨拶の機会をいただきました。挨拶の主旨は次の通りです。
こんにちは。10回目を迎えますJP労組和歌山連協総会のご盛会を心からお祝い申し上げます。本日参加の代議員の皆さんの活発な議論により大会の成果が現われますことを期待しています。
さて皆さんから県議会に送り出してもらって三期目の活動をさせてもらっています。執行部と連携しながら、しっかり県政の課題解決に向けての活動を行っていますので、引き続きましてよろしくお願いいたします。
まず和歌山県の道路行政についてです。高速道路網の整備、幹線道路や生活道路も整備と安全対策を順次行っているところで、仕事や生活面でお役に立ち始めていることと思います。今後とも道路整備は進めていく予定で、平成30年度には和歌山南スマートインターチェンジが開通しますし、平成32年度には有田から田辺までの間の高速道路の四車線化を図る計画で工事を進めています。
引き続いての道路整備により、より仕事の効率化か図れ、安全な環境で仕事ができるようにしたいと考えています。
ところで今年6月から和歌山県議会を代表して関西広域連合議会に送り出してもらっています。今週の8月24日の同議会に登壇し質疑を交わしてきたところです。
関西広域連合議会に参加して思うことは、和歌山県の発展のために関西全体の盛り上がりが必要だということです。これまで以上にそう思うようになってきました。
例えば来年11月に2025年の国際博覧会の開催国が決定することになりますが、大阪で開催することでわが国が立候補しています。経済効果は1兆9千億円とも推計されている博覧会開催ですから、誘致を成功させることが関西全体に好影響を与え、和歌山県にも波及してくると予想しています。
大阪万博だから関心がない人もいると思いますが、2025年の万博は日本万博大阪会場という意味だと思って下さい。わが国で開催する万博会場が大阪であり、関西だということです。誘致を成功させることが和歌山県にも大きな経済効果を齎すものであり、通信や郵便の面からも大きな成果が期待できるので、皆さんの協力をお願いしたいと思います。
また2019年にはラグビーワールドカップ開催、2020年には東京オリンピック開催、そして認知度は低いのですが2021年にはワールドマスターゲームズ2021関西の開催が決定しています。
これらのビッグイベントは関西を舞台にするものもあり、関西で開催されることは和歌山県が積極的に参画する姿勢が必要です。和歌山県がこれらのビッグイベントに関与していく姿勢を持つことで、私達の仕事や地域の活力に好影響を与えるものです。
関西広域連合議会に参加して、関西が仕掛けている取り組みに和歌山県が関係していくことが県の発展につながるものだと確信するようになりました。関西の中の和歌山県を意識することでより広い視点で行動ができると思いますので、皆さんと共に関西の中の和歌山県を意識した取り組みを行いたいと考えています。
第10回JP労組和歌山連協総会のご盛会をお祈りして、挨拶とさせていだたきます。本日はありがとうございます。