活動報告・レポート
2017年8月19日(土)
ピアノコンサート予定
支部大会

今回で49回目を迎える歴史ある関労海南支部定時大会にお招きをいただき、挨拶をさせていただきました。挨拶の主旨は、県議会と関西広域連合での最近の取り組みや他府県と和歌山県との考え方の違いなどを伝えました。地域や所属する組織によっての考え方の違いを知ることは価値観の違いを学ぶことになり勉強になります。

また平成29年度からスタートした和歌山県長期総合計画では、大型火力電源によって関西のエネルギー供給を担う和歌山県という主旨のあるべき姿が示されています。和歌山県とエネルギー産業との共生関係は長い歴史があることから、これからも良好な関係をつないでいきたいと考えていることも伝えました。

説明をしている時、代議員の皆さんがメモを取ってくれていたことや、頷いてくれるなど反応を示してくたれことを嬉しく思います。共に地域のために活動を続けたいと伝えて挨拶の最後を締め括りました。

ピアノコンサート予定

和歌山県メディアアートホールを訪問しました。目的は幼稚園から高校まで同級生だった友人が東京で活動しているのですが、10月に同ホールでピアノコンサートを主催することになり会場の下見と打ち合わせのため訪ねたものです。

尚、打ち合わせに際して、この同級生が現在一緒に活動しているマレーシア在住のシンガーを連れて来てくれたのです。

先日、東京都内の中野のホールでピアノコンサートをしたところ約500人を集客し、感動的だったことから「次は私の故郷である和歌山市でコンサートをして、今日と同じように感動させて下さい」と依頼したところ、了承してくれたことから今日の訪問となった訳です。

同級生曰く、「彼のピアノはどこにもない特別なものなので、きっと感動しますよ。和歌山市の皆さんに聞いてもらいたいなぁ」という思いを話してくれました。

この同級生は音楽を仕事にしている訳ではありませんし、東京都内でコンサートを実施すれば集客も容易ですから、和歌山市で無理をしてコンサートを実施する必要性はありません。しかし「彼のピアノを故郷のみなさんに聞いてもらいたいのです」という思いだけで、企画を行い現地調査に来てくれたのです。

同級生はこのコンサートで収益を上げようとは思っていないので、音楽に関心のある方は、10月20日、午後7時から開催予定のピアノコンサートに是非ともお越しいただきたいと思います。

また同級生の子どもも一緒に和歌山市に来てくれました。今年成人式を迎えたばかり、そしてチャレンジ精神が旺盛で、9月から韓国の学校で学ぶことになっています。元々現役で某大学の歯学部に合格し学んでいたのですが、「もっと世界を知りたい。歯学部で学んできたけれど、自分のやりたいことは医者ではないと思っています」と明るい声で話してくれました。

同級生からは「子どもが大学を中退して自分のやりたいことをするそうです」と聞いていたのですが、その時は「大学を辞めない方が良いと思います」と答えたことを思い出しました。

しかし今日、彼と会って「彼ならどこで生きても大丈夫」と思える明るさと行動力を持っていました。勿論、英語力と順応性もあるので韓国でやりたいことを見つけると思います。東京での激しい競争の中で生きている子どもは力強いと思いました。

色々な話をしましたが、彼が「図書館で勉強をしている光景は不思議です。東京だと図書館で勉強をしないでカフェで勉強をしていますよ」と、図書館での勉強の光景を興味深そうに話してくれました。

都市によって文化は違いがありますから、おもしろい着眼点だと思います。若い人が外国に飛び出していくことは素晴らしいことだと思います。彼の挑戦に期待しています。

陸奥宗光伯歿後120年記念書籍展示

和歌山県立図書館にて、7月28日〜9月13日まで「陸奥宗光伯歿後120年記念書籍展示」が行われています。図書館入口には陸奥宗光の写真パネルが多数展示され、館内に図書コーナーが設けられています。この期間に是非、県立図書館に行ってみて下さい。

陸奥宗光伯歿後120年記念書籍展示 陸奥宗光伯歿後120年記念書籍展示
お菓子屋さん

和歌山県メディア―トホール近くにあるお菓子屋さんを訪ねました。ここはおばあさんがお店を切り盛りしている駄菓子屋さんのようなお菓子屋さんです。お店を訪ねると、いつも元気に迎えてくれます。

「昔はこの辺りも賑やかでしたが、今はお客さんが少なくなりました。かつては遠足の季節になると子ども達がお菓子を買いに来てくれましたが、最近は来てくれなくなりました」と微笑みながらも少し寂しそうな表情で話してくれました。

お店を見渡すと、子どもがお小遣いで買えるような小さなお菓子が並んでいます。おばあさんの「地域の子どもに来てもらいたい」という気持ちが伝わってきます。

そして「このお店も私の代で終わりです」と話してくれたことが地域の商店街やお店の実情を表しているように感じました。かつて賑わっていた一つのお店にお客さんが来てくれない状況は、その他も同じような状況になっていることが推測できます。地域のメイン通りからお店が消えることは、その地域の活力の低下を意味しています。

おばあさんの表情が、「和歌山市の商売のあり方を考えて欲しい」というメッセージを伝えてくれたように感じました。