活動報告・レポート
2017年8月16日(水)
お盆明け
お盆明け

お盆も終えて街に職場に日常のサイクルが始まりました。ゆったりとした時間の流れが一気にスピードを上げていることを感じます。この期間、今月開催予定の関西広域連合議会の一般質問については打ち合わせや準備を進めていましたが、それ以外の止まっていた案件の調整事項に関して打ち合わせを行いました。

ただ今日までお盆休みの会社や事務所もあるため、全ての案件の段取りを組むことはできませんでしたが、今週、来週で進められることに関しての事前協議を終えることが出来ました。

お盆を過ぎると季節は加速度的に秋に向かいます。充実した日々を過ごせていることに感謝しています。

知っていること

和歌山市役所を訪問しました。最近は久しぶりだったこともあり、少し懐かしい感じがしました。用件を担当する所管箇所を探して廊下を歩いていると、懐かしい顔と会いました。市議会議員時代にお世話になった職員さんです。

「ご無沙汰です。相談したいことがあるので所管部を探しているのですが、その前に少し相談に乗ってくれませんか」と尋ねると、「いいですよ」と答えてくれました。お盆明けでお忙しい中にも関わらず、話を聞いてくれた上、迅速に対応してくれたことに深く感謝しています。

全ての仕事に通じることですが、人を知っているのと知らないのとでは、その仕事の進み方が全く違ったものになります。

当該部に知っている人がいると、本音の部分を言いながら話を進めることができるので、表面的な出来事と隠された内心を紐解きながらの話となり、結論を導くことが早くなります。両者の内心を含めて話し合いをすることで、問題の当事者の双方の立場を尊重しながら両者が納得できる結論を導き出すことになるからです。

また顔を知っている相手と、仮に電話で話をすることになったとしても、顔が浮かぶため電話であっても話の内容を理解しながら話すこと、聴くことができるため、良い解決方法を見つけようと思うことになります。

反対に知らない人と協議をする場合はいきなり本音を言うことができませんし、ましてその場にいない相談者の内心を伝えることが難しいのです。どうしても起きた事象を前提にしながら話を進めることになるので、当事者が納得できる部分が分からないまま話をすることになります。「ここまでは譲れる」、「この結論で解決したい」という内心を伝えられないと一気に結論を出すことは簡単ではなくなります。

お互いに相手の望むことを知り、出来るだけそこに近づけるような協議を行うことが結論に至る道筋です。

解決の速度や結論の納得性など、やはり知っている人と話し合いをすることが望ましいものだと思います。

そこで思い出したのが、こんなことを言っている人がいることです。

「問題が発生すると、それをどのように解決しようかと考えるので、自分の力を試せること、自分が更に成長するために必要な問題だと思います。だから問題が発生した時は、やってやろうという気になります。そこで肝心なことは、問題が来たことを嫌だなと思うのではなくて、自分が解決できるから自分のところに来たと思うことと、問題解決の過程を楽しむことです。嫌々やっていると後々の成長につながりません」。

正にその通りだと思います。嫌々することは身に着かないもので、楽しみながらやることが良い経験になり成長につながります。

人を知っていること、数多くの経験をしていることは問題が発生した時に役立つことになると思いました。ありがとうございました。