活動報告・レポート
2017年8月10日(木)
関西広域連合
関西広域連合
関西広域連合

大阪市の国際会議場にある関西広域連合本部事務局で、関西広域連合全員協議会が開催されました。8月定例会に提出される議案の説明、平成28年度決算認定と平成29年度補正予算などの協議と、報告事項がありました。

8月定例会は24日と25日の二日間、滋賀県議会で開催されることになります。滋賀県議会の議場を定例会場として使わせていただき、各議員が質疑を行うことになります。

関西広域連合として大きな取り組みは、2025年国際博覧会の大阪・関西への誘致を成功させることです。大阪万博のテーマは「いのち輝く未来社会のデザイン」で、大阪市夢洲を会場とすることでわが国として立候補しています。

大阪で国際博覧会を実施することは、日本の歴史と文化の原点である関西の素晴らしさを世界中に訴える絶好の機会となり、関西全体に観光や産業振興などの効果が期待できるなど大きな経済への影響が考えられます。

関西広域連合の観点からすると、「アジアのハブ機能を担う新首都・関西」や「個性や強みを活かし地域全体が発展する関西」の実現にも寄与するものです。

関西広域連合

2025年の万博候補地は、平成30年11月に博覧会国際事務局において決定される予定です。パリなど有力な候補地との競争になりますが、もし大阪、関西で開催されることになれば、2025年に向けて関西各地での気運醸成に伴う経済効果、観光や産業の振興へとつながるものですから、和歌山県にとって大きな飛躍の機会となります。国は過去の歴史を見ても、前回の東京オリンピックや大阪での国際博覧会の開催がその後の発展へと続いていったことが分かります。

2020年の東京オリンピックに続いて2025年に大阪・関西の万博開催が決定すれば、わが国の経済、地域の発展と関西の歴史と文化の価値を世界に向けて発信することになり、2025年以降に続く効果がもたらせられると考えます。

チャンスは2025年開催の一度限りです。この機会を失えば、2020年代に次のチャンスは巡って来ません。関西発展につながる2025年国際博覧会は必ず大阪・関西の発展につながるものですが、それでも賛否があります。地域が発展することで私達の生活はより快適に、豊かになります。何故なら文明は常に進歩していますし、人類には常に平和を伴う進歩を目指す本能があると思うからです。

他国、わが国が発展を志向しているのに関西がそれを望まないようでは、関西の未来は明るいものになりません。地域内の経済成長、人口増加、働く人の増加、教育水準の向上などが地域にとって必要なことです。

関西広域連合

2025年国際博覧会を大阪・関西で開催を目指すことは、関西に是非とも必要な取り組みだと思うので、大阪だけの問題と考えるのではなく関西広域連合としても、和歌山県としても誘致活動に力を注ぎたいと考えています。関西広域連合議会に参加して、強くそう願うものです。

大阪万博に関しては関西経済連合会でも誘致を推進していることが、先に開催された関西広域連合と関西経済連合会との意見交換会で示されています。その議論の内容についての説明を聞かせてもらいました。

関西を舞台にしているものの国家事業でもあるので全国の機運醸成を図る必要があり、その核となるのが関西であることを意識し、誘致活動を行う必要性が言われています。

何事も中心にいる地域、人が熱くならないと盛り上がりません。2025年の国際博覧会誘致に向けてギアをあげていきたいと考えています。

子ども食堂

「子ども食堂の皆さんとスタッフに夏休みのプレゼントをしたい」と思い、和歌山ゴールドライオンズクラブとして、大阪城ホールで開催されている「ディズニー・オン・アイス」ショーに招待しました。参加者総数は50人。バスを貸切り和歌山市から大阪市まで移動しました。夏に開催された夢が溢れるアイスショーをみんなで楽しむことができました。