台風5号が和歌山市に上陸しました。台風が和歌山市に上陸するのは久しぶりのことだと思います。現場にも出ましたが、強い雨と風で閉店しているお店や事務所が多かったように思います。午前は車が多いように感じましたが、午後からは少なくなっていたように思います。台風の和歌山市への上陸が午後からだったことから、警戒していたためだと思います。最近は気象情報に基づいて、早い段階での避難や警戒態勢を取るようになっているので、多くの方が台風に備えていたと解釈しています。
今回の台風5号は進路が読みにくかったのですが、先週末から和歌山県内では台風上陸に備えていました。インフラを守る企業では、先週末から災害に備えて器材の準備や非常用車両の出動準備などを行っていました。大雨が降るのか、強い風が吹くけれど雨が少ないのかで被害状況や事故があった場合の復旧の進め方が違ってきます。過去の台風被害と復旧の経験から、どのような状況にでも対応できるように体制を整えていることを力強く感じていました。
台風への備えの状況を現場で見て、担当から話を聞くと、社会は見えないところで誰かが支えてくれていることを実感します。社会は見えないところで支えてくれる人がいるからうまく機能していると思います。強い台風が到来して、何事もなかったとしても誰かが設備の保安をしてくれていますし、事故が発生した場合は誰かが現場で復旧作業を行ってくれているのです。
強い雨や風が吹いている最中は作業が出来ませんが、ある程度治まってくると早い段階で現場作業に着手してくれています。見えないところで現場を守ってくれている人がいることに心から感謝しています。
何も事故がなくても、何か事故が発生した場合でも、誰かが体制を整えていて、現場対応できるように待機してくれていることを知って欲しいと思います。
野球で例えると、試合展開を見ながら中継ぎ(セットアッパー)の役割の投手は投球練習を行い、いつでも試合で投げられるように準備をしています。ところが試合展開によっては登板機会がない投手もいるのです。試合で投げなかったからと言って何もしていないのではなくて、チームのために投げられるように肩を作っているのです。
投げないから中継ぎの役割は不要だと誰も思いませんし、ピンチの時の試合展開で登板する投手は実力がない投手だとは誰も思いません。先発投手、中継ぎ投手、抑えの投手がいて試合ができるのです。
登板機会がなくてもブルペンにいることで試合を進めることができますし、勝つための戦略を検討できるのです。
私達の社会も同じで、台風到来に備えて準備をしている人がたくさんいるのです。出番があってもなくてもその役割の重要性は変わるものではありませんし、出番がなかったとしても社会を支える大きな役割を担ってくれています。
台風5号到来に備えて、事前に現場の声を聞かせてもらっていました。社会の安全と安心を担ってくれている皆さんに感謝するばかりです。
ライオンズクラブ335B地区9リジョン1ゾーンの第一回ガバナー諮問委員会が開催されました。キャビネット本部の本年度の活動方針に基づいた計画伝達と、各クラブ会長からクラブの活動方針などの報告がありました。
各クラブ会長から抱負を聞かせてもらうと、新しい年度にも組織としての活力を感じます。地域貢献のために活動していること、その意義をしっかりと地方自治体や地域社会に伝えたいと考えています。クラブがやっていることを正しく伝えること。そのことが、僕が本年度担当している地区マーケティング・コミュニケーション委員会の役割だと考えています。