活動報告・レポート
2017年8月6日(日)
陸奥宗光も学んだ航海術の基礎を体験しよう
JP労組定期支部大会

JP労組和歌山支部定期支部大会にお招きをいただきました。午前10時から開催された支部大会で挨拶もさせていただきました。

挨拶の主旨は次の通りです。

和歌山県内で仕事を創ること、働く環境を整備することなど雇用に関することの説明、そして関西広域連合として取り組んでいる内容を説明しました。関西では2021年のワールドマスターズゲームズの開催が決定しています。和歌山県内も競技の会場となりますから観光振興や地域活性化に資することになります。

続いて2025年の大阪万博の誘致活動についてです。関西広域連合に加盟している府県や政令市も誘致支援を行っていますが、誘致が成功するように更なる関西地域の盛り上げを図ることにしています。大阪万博は関西全体に好影響を与えてくれるものなので、しっかりとした支援で誘致を成功させたいと考えています。

それに続く計画として、四国新幹線と紀淡海峡大橋を実現させることが関西にとって重要な取り組みになると考えています。関西の中の和歌山県。和歌山県の存在を関西の中で光らせることを目指して活動を行っています。

以上のような現状を挨拶といたしました。ご案内をいただいたことに感謝しています。

陸奥宗光も学んだ航海術の基礎を体験しよう
陸奥宗光も学んだ航海術の基礎を体験しよう

いよいよ「陸奥宗光も学んだ航海術の基礎を体験しよう」が開催されます。平成29年8月17日に和歌山下津港和歌山本港において開催されることとなり、小学校に案内が届けられています。

これは陸奥宗光伯没後120年プロジェクトの一つであり、大政奉還・明治維新150年記念事業の一つになっているもので、和歌山県の子ども達が陸奥宗光のように、将来の日本を背負って立ってもらえることを期待して実施するものです。

主催者の案内によるとこの事業の目的を次のように書いています。

「陸奥宗光外務大臣は、青年時代に勝海舟、坂本龍馬とともに船に乗り、新しい時代の魁として活躍しました。その青年時代に何を考え、何に苦しみ、何を希望したのか、この度の 『「陸奥宗光外務大臣」も学んだ航海術の基礎を学ぼう』で体験して先人の想いを探ってみようと思います。航海体験を重ねて陸奥宗光は後に外務大臣となり、江戸幕末から明治にかけて新政府の悲願であった不平等条約を撤廃したのです。陸奥のカミソリのように鋭い判断力、気概は若き青年時代に命を懸けて荒波を超えた船上での鍛錬が生んだ賜物だといわれています」という紹介文となっています。

今回、乗り込むのは帆船「みらいへ」です。帆船に乗り込める機会は滅多にないので、和歌山市で体験できる企画は素晴らしいものだと考えています。一人でも多くの小学生に帆船体験をして欲しいと願っています。

それにしても陸奥宗光伯没後120年プロジェクトは凄い企画が多くあるので感心しています。七夕での講談会の開催、8月5日の子どもを対象とした講演会、そして8月17日の航海術の基礎を体験する企画。そして8月24日の陸奥宗光伯没後120年シンポジウムの開催へと続きます。

どれを取っても素晴らしい企画で、一つ実施するだけでも大変だと思いますが、矢継ぎ早に実施しようとしています。郷土の偉人を称えること、そして参加、体験することで郷土に誇りを感じることができる企画になっています。

陸奥宗光伯の功績と歩んだ道程を現代に蘇らせるこれらの企画は、大人もワクワクさせてくれます。このように参加することをワクワク感じることが大切だと思います。ワクワクするから楽しい。ワクワクするから参加したくなる。ワクワクするから人に話したくなる。ワクワクしたから人に伝えたくなるのです。このワクワクする感じが地域に必要なものです。

平成29年が陸奥宗光伯没後120年の節目の年であり、節目の年に和歌山県民が郷土を誇りに思う企画が次々に実施されていることを嬉しく思います。