和歌山ゴールドライオンズクラブに厚生労働大臣から感謝状が贈呈されました。これは平成29年度の「愛の血液助け合い運動」月間の中で献血運動推進に協力し、他の模範となる実績を示した団体に対して感謝状が贈られるものです。和歌山ゴールドライオンズクラブは15年間、献血運動を実施してきたことから、今回の表彰対象になりました。
厚生労働大臣からの感謝状は「第53回献血運動推進全国大会」で受賞が決定したもので、本日、県庁内で和歌山県知事から伝達と感謝状が授与されました。
病気や手術などで血液を必要としている人は増加していますが、献血の量は増加傾向になっていません。これは献血人口の高齢化と若い人達の献血運動への参加が少ないためです。全体的に献血量は一定量を保っていますが、内訳を見るとこれまで献血を行ってくれている40歳代以上の人の献血量が増加しているのに対して、10歳代から30歳代の層の献血が30パーセントも減少しているようです。
これでは将来の血液不足が現実のものになりますから、若い層に対しての献血運動への参加呼びかけも大きな課題になっています。
ライオンズクラブは献血運動を大きな活動の柱に据えているため、当面は現在の献血量の維持はできると思いますが、将来の懸念材料と認識しています。今から高校生や大学生などに対して献血の呼び掛けと参加をお願いする必要性を感じています。
このように献血運動に対する課題はあるものの、和歌山ゴールドライオンズクラブとして感謝状を贈呈してもらったことは長年の活動の結果なので、積み重ねた歴史を嬉しく思います。これまで多くの先輩会員が献血運動に尽力された結果を私達がいただいたことだと認識しています。
クラブとしては、今後とも献血運動への積極的な参加を目指しています。その一環として献血運動啓発のためのタスキを新調することを理事会で決定し、気持ちも新たに活動を推進することにしています。
今日の厚生労働大臣からいただいた感謝状の重みをしっかりと受け取り、スタートしたばかりの新年度の活動に生かしたいと考えています。
津秦天満宮の夏祭りに参加しました。毎年7月25日に開催している夏祭りですが、それは25日が天満宮の日であり、その夏祭りなので7月25日に実施しているものです。
そしてこの津秦天満宮の夏祭りと言えば鼓笛隊による演奏です。もう36年目を迎えている演奏はこの夏祭りにすっかり定着しています。
鼓笛隊の入場に際して送り出しの儀があり、今年も挨拶をさせていただきました。
こんばんは。とても暑い夏になっていますが、これまで9回の合同練習と、それに合わせて各自で行ってきた練習の成果を発揮する日を迎えました。今年が36回目の鼓笛隊の演奏になりますが、毎年、新しい曲目を披露してくれるのでみんな楽しみに待っています。
昨年は「365日の紙飛行機」を新曲で演奏してくれましたが、今年の新曲は先ほどの練習を聴いていると「恋ダンス」なので、きっと集まってくれた皆さんが楽しんでくれる演奏になると思います。毎年1曲、新しい演奏を入れることは大変な練習を行ってきた賜物ですから、皆さんの頑張りに敬意を表したいと思います。
是非、入場行進から奉納演奏まで頑張って下さい。
さて和歌山県でも子どもに関わる問題が発生しています。学校でのいじめや引きこもりなど解決すべき課題が多々ありますが、それらの原因は家族と子ども、学校と生徒間のコミュニケーション不足にあると思います。日頃からのコミュニケーションが不足していることが人間関係を希薄なモノにしていますし、お互いに理解しあえない関係を作っていると思います。
ところがこの鼓笛隊の皆さんは、日頃からの練習や一つのことを仕上げることによってお互いのコミュニケーションが図れている関係にあります。話し合える関係、信頼できる関係があるから人間関係がうまく行っていると思います。人や学校、地域にとって必要なコミュニケーションが確立されてから36年が経過しているので、他のモデルにもなれると思います。この鼓笛隊の奉納演奏は地域の皆さんの楽しみの一つであり、これからも続けて欲しい伝統だと思っています。
この後、まだまだ暑い中での演奏になりますが、津秦天満宮の夏祭りをみんなで盛り上げていきましょう。鼓笛隊の演奏を心から応援しています。
以上の主旨の挨拶をさせていただき鼓笛隊を送り出しました。津秦天満宮境内での演奏は皆さんの期待に応えるものだったと思います。
蒸し暑い夏の中でしたが、鼓笛隊の軽快な音楽は聴く人の心に涼しい風を吹き込んでくれました。主催者は「鼓笛隊を編成することは大変なことですが、これからも続けたいと思っています」と話してくれました。みんなそう思っています。ありがとうございました。
東京からお客さんが来てくれました。目的は和歌山市加太で釣りをすることとゆったりとできる和歌山県の観光です。
今日、来てくれた皆さんが和歌山県の印象を話してくれました。
和歌山県を表すキャッチフレーズは何ですか。「めんそーれ沖縄」だとか、隠岐島の「ないものはない」など県やその地域を表すキャッチフレーズが必要だと思います。
→確かに和歌山県を一言で言い表すキャッチフレーズはありません。「紀州五十五万石」や 「紀州御三家」などが代表的な表現ですが、現代の和歌山県を表している表現ではありませんから、考えてみるべきだと考えています。
和歌山県と言えば何と言っても梅です。もっと日本一の梅の産地であり、美味しい和歌山県の梅を訴えるべきです。梅パビリオンや梅のソムリエがいても良いと思います。梅のキャラクターを登場させては如何ですか。
→和歌山県のキャラクターは紀州犬の「きいちゃん」がいます。
→「きいちゃん??知らないですね」という答えでした。
「男梅は和歌山県ではないですか??」。首都圏では「男梅」の人気が定着していますし、都内の居酒屋では「男梅」のポスターが貼られています。小学生達は「男梅」のコマーシャルを知っていますし、決め台詞を言うことが出来ますよ。
→「男梅」は和歌山県のキャラクターではないですし、和歌山県内の居酒屋で「男梅」ポスターを見たことがないです。
→「男梅」はノーベル製菓の製品なので和歌山県のものではありません。しかし「男梅」のプロフィール、キャラクター設定を見ると、和歌山県出身になっています。全国的に名前の売れたキャラクターであれば組むことも和歌山県のアピールにつながると思います。
→もし和歌山県に来た時、白浜空港などで「男梅」のマスコットに出会うとしたら、一緒に写真を撮りたいと思います。それほどの存在です。またコマーシャルはいくつかのパターンが作られているので、子ども達は歌えると思います。
→あるものを生かすことを考えたいと思います。一から生み出すよりもあるものを生かすことが大事だと思います。「男梅」の活用に関して調査します。
和歌山県、和歌山市と姉妹提携を締結している県や市はありますか。私の住んでいる区では、区の姉妹都市の物産展を百貨店やスーパーなどで毎年のように開催しています。物産展は売れるので和歌山県のPRになると思います。
→和歌山県や和歌山市の国内の姉妹都市はないと思います。でも姉妹提携することで観光面やモノの取引等などで効果があると思います。考えてみるべきテーマです。