活動報告・レポート
2017年7月24日(月)
準々決勝
準々決勝

夏の甲子園を目指す和歌山県予選の準々決勝。向陽高校が延長10回の激しい戦いの末、3対4で敗れました。惜しくも敗れましたが、一回戦、二回戦の勝利によって向陽高校OBも巻き込んで、戦いから期待と元気をいただきました。

一回戦は優勝候補にも挙げられていた和歌山県立和歌山商業高校でしたが、接戦の末、逆転勝ちしてくれました。監督も「相手は優勝候補だったので勝てて良かったと思います。相手が勝ち残っていたらベストエイトまでは行ける実力があると思うので、最低限、ベストエイトまで待ち残ることが県立和歌山商業への敬意です」と話してくれていました。

一回戦の後も暑い夏、練習を続け、二回戦も勝利してくれました。二回も勝ってくれたことでグラウンドに行く回数が増えました。練習に激励に行く機会が増え、グラウンドに行く度に部員が僕を見つけて、「こんにちは」、「ありがとうございます」と礼儀正しく挨拶をしてくれました。

明るくて元気が良く、監督が「今年のチームは明るくてチームワークが良い」と言っていたように、練習の光景も大声が出ていて、時々、厳しい中にも笑顔が漏れていました。

二人のキャプテンがチームの雰囲気を作り、引っ張っていることが分かりました。

今朝も午前6時30分から練習を行い、7時30分に学校を出発、午前10時からの試合に備えていました。できることなら「今日も勝って準決勝に勝ち残って欲しい」と思って応援していました。先制されても追いつく展開で粘りを見せてくれました。8回表に同点に追いつき試合は延長戦に入りました。そして延長10回の裏に得点を与え、試合に敗れました。

どちらのチームが勝ってもおかしくない試合で、見事な戦いだったと思います。悔しいけれど、選手、応援団、監督、関係者の皆さんは良く戦ってくれました。和歌山県大会のベストエイト進出は誇れる結果だと思います。

ただ選手にとっては短い夏になってしまいました。「夏の甲子園で戦わせてあげたかったなぁ」と思います。明日になければ公式戦を戦うことがなくなります。叶えられなかった夢を新チームに託すことになります。

ただ短い夏でしたが向陽高校のOBも巻き込んで、熱い夏の楽しさを与えてくれました。

紀三井寺球場に応援に行ったOB、テレビで観戦し応援していたOB、集まる度に試合の話をしていたOB。それぞれの夏を楽しむことが出来たと思います。こんな話が出来たのも、グラウンドに行くことが出来たのも、チームが勝ち進んでくれたからです。

短い夏でしたが十分に楽しませてもらいました。選手、監督、関係者の皆さんには心から感謝しています。

新チームには、今日の悔しさを忘れることなく、明日の勝利につなげて欲しいと思います。秋の新人戦から始まる来年の夏に向けてのロードを走って下さい。見えないところでOBは声援を送っています。

熱い夏をプレゼントしてくれたことに感謝しています。ありがとう。

キャビネット会議
キャビネット会議

ライオンズクラブ335B地区の第一回キャビネット会議が開催されました。新年度の新しい役員が集まり、国際会長とガバナーの方針の伝達、シカゴで開催された100周年の記念の国際大会の現地の様子などを説明してくれました。また地区委員長とリジョンチェアパーソンからも活動方針の説明があり、新年度の雰囲気に満ちた会議となりました。

その中で国際会長の言葉で印象に残ったものがあります。それは「日本は違いをもたらしてくれている」、「新しい100年にようこそ」という言葉です。日本のライオンズクラブは世界から評価されていることを誇りに思いたいと感じました。また現役の私達が100年の歴史の伝統を感じることができ、新しい1年の一歩を踏み出すことができていることです。今の一歩が次の100年につながる第一歩なのです。たった一歩ですが、この一歩は凄いと思います。

またライオンズクラブのバッヂの意味に関して次のような話がありました。「このバッヂを付けている人は安心できる人、頼りにできる人」だということです。多くの人がライオンズバッヂを見て思うことは、「安心と頼りになる」ということです。社会から頼られる存在であることも誇りの一つです。

そして柿原地区ガバナーの活動方針の4つの柱は次の通りです。

  1. 千人の会員増強を図ること。国際会長のPower of Weに基づいたものです。
  2. LCIFへの協力。
  3. 少人数クラブの支援基盤を強化すること。
  4. アラート委員会の組織再編成を図ること。

以上4項目を重点的な取り組みにすることが示されました。

そして中村元地区ガバナーが新しく発足したGST西日本エリアリーダーに就任しました。その新しいチームの抱負として「我々の地区で培ったノウハウを生かして、エリア内のクラブにライフジャケットを備え付けることと子どもの貧困に取り組みたい」と話してくれました。

地区ガバナーの時と同じ気概を感じました。地区ガバナーを中心として全体が盛り上がることが活力となります。今日のキャビネット会議の空気を伝えることで活力が生まれると感じています。