活動報告・レポート
2017年7月23日(日)
紀の川河川敷清掃
紀の川河川敷清掃
紀の川河川敷清掃

7月は河川愛護月間です。そのため和歌山市を流れる一級河川である紀の川の河川敷清掃を行いました。この清掃は毎年、実施しているもので、河川はきれいに管理されているのですが、川沿いには捨てられたペットボトルや空き缶、弁当の食べた後の容器などが漂着しています。

これらのゴミは石の間などに入り込み拾うことも難しいものがあります。誰かが捨てなければ、紀の川の河川敷に漂着することもありませんし、ゴミになることもありませんでした。リサイクルしていれば、これらのゴミも再生できていたのですが、人の捨てるという行為がゴミを増やし、そのゴミを拾う人を必要とさせているのです。

ペットボトルなどを捨てる人に紀の川河川敷などの清掃活動に参加して欲しいと思います。自分の行為がどれだけ人の迷惑になっているのか。どれだけ多くの人が清掃に参加しているのか知るべきです。

参加者は大量のごみを集めました。夏の日差しの強い中、日曜日の午前という条件の中、河川をきれいにするために集まっているのです。参加した人の時間や休日の価値の重さを、ゴミを捨てる人は分かっていないと思います。

参加者の活動の結果、清掃前よりも随分河川はきれいになりました。紀の川をきれいにしようとする参加者の意思が表れた結果です。参加者は汗を流しながら活動をしたので、みんなの意思でこの状態を一日でも長く保てるようにしたいものです。

参加された皆さん、暑い中、お疲れ様でした。

向陽高校

母校向陽高校のグラウンドを訪れました。夏の全国高校野球選手権の和歌山県予選で、ベストエイトに進出したので部員の激励のためです。暑いグラウンドでは明日の対戦に向けて調整のための練習が行われていました。

向陽高校

早い目に練習を切り上げた部員は、明日の朝6時30分に集合し、軽く練習をした後、午前7時30分に学校を出発します。試合開始時間は午前10時からなので、それまでに球場入りしてウォーミングアップをすることになります。

堀内監督と明日の準々決勝が山場なので、「何とか勝ちたい」ことを話し合いました。向陽高校になって夏の甲子園にはまだ出場していないため、この夏にこの夢を実現して欲しいと思います。

監督が監督として甲子園に出場したのが24歳の時だと聞きました。青年監督で、「24歳で甲子園に出場出来た時、これから何度も甲子園に行けると思ったでしょう」と話をすると、「そう思った」ということです。ここに人生の不思議を感じます。

達成すると簡単なように思うことがありますが、後で振り返ると実は困難なことを達成していたことに気付くのです。「もう一度」と思っても簡単にはいかないことがありますが、そのことを二度目、三度目と目指すのが夢だと思います。

今年の夏も夢に向かって練習に励んでいる監督と向陽球児たち。たった一度のこの夏のことをいつまでも忘れないと思います。夏は繰り返し訪れますが、今年の夏はたった一度だけ訪れる季節だからです。繰り返すことのないものだから宝物になりますし、今年の夏の思い出は厳しい練習に耐えている部員へのプレゼントだと思います。

そして現役生を応援している人にとっても勝ち続けているこの時は夢の時間であり、懐かしさと誇らしさを感じさせてくれる時間となります。

今年の夏は何回も向陽高校を訪れていますが、この機会を与えてくれているのも硬式野球部員がいるからです。向陽高校同窓会会長に就任させていただいた年に、県予選を勝ち進んでいることを嬉しく思います。

明日も頑張れ。向陽高校硬式野球部。