活動報告・レポート
2017年7月14日(金)
清掃例会
清掃例会
和歌山ゴールドライオンズクラブ清掃例会

雨天でしたが今朝から高野山にのぼりました。今日は本年度最初の行事である和歌山ゴールドライオンズクラブの清掃例会に参加しました。高野山にあるライオンズクラブの慰霊碑で集まり、気持ちを込めて清掃を行いました。ライオンズクラブの慰霊碑は一年に一度、慰霊祭でガバナー以下のメンバーが集まりますが、それまでの間は伊都高野山ライオンズクラブが維持をしてくれています。今回はお亡くなりになったライオンズクラブの先輩方を敬い弔うこと、そして本年度末の慰霊祭までの間に清掃をしておきたいという気持ち、そして本年度会長の「高野山で例会を行います」という強い意思があり、実現したものです。

和歌山ゴールドライオンズクラブ清掃例会

高野山清掃例会は年度計画がなければ実現していなかったものなので、やはり先を見越した年度計画を策定しておくことが有意義な活動につながることを実感できました。

慰霊碑周辺に雑草などは生えていませんでしたが、水垢などの汚れがあったので洗い落としました。清掃はそのものがきれいになりますが、それと同じように心がきれいになっていきます。その場所を清掃することは心をきれいにすることと同一だと思うので、参加したメンバーの心は磨かれたと思います。

そしてこの場に眠る物故ライオンが、この場に立った私達を見守ってくれると思います。

物故ライオンズ慰霊碑

続いて高野山奥の院へ参拝に訪れました。奥の院の途中、みろく石の設置されている場所があります。このみろく石は「重軽石(おもかる石)」とも呼ばれています。その理由は、この石は心が清らかな人は持ち上げて上の段に運ぶことができますが、邪心のある人は持ち上げることができないと言われていることに由来しています。

自分の心がどんな状態か試す意味からもみろく石を持つことに挑戦しました。左手を入れてみろく石を触り持ち上げることができました。狭いスペースで持ち難いのですが、持ち上げて上の段に上げることができました。みろく石を持ち上げることが出来たので気分が良くなりました。

和歌山ゴールドライオンズクラブ例会場、無量光院

その後、空海がいる地下の部屋に入り、その場所で祈祷しました。神聖な気持ちになるのは、この場所に潜む力の影響なのか、自分の心が清められているからなのか分かりませんが、明らかに違う気持ちになっています。高野山に宿る力を感じられる人は、神聖な力の一部を預かれる人だと思います。

そして高野山の例会場は無量光院です。事前に挨拶に来ている場所ですが、この寺院の空気は格別です。空気の重みと共に清々しさがあり、寺院内に空気が充満しているような、でも透き通っているような感覚があります。重い空気の中を歩くような、でも空気のないところを歩いているような不思議な感覚があります。

今回は例会場として一番奥の部屋を用意してくれていました。これまでの例会場として使った部屋はたくさんありますが、寺院内は初めてです。ここに歴史の重みを感じながら例会が進められました。

スイス人僧侶クルト・キュブリさん

そして特別にスイス人僧侶のクルト・キュブリさんが例会に参加してくれ、「高野山の歴史について」話をしてくれました。スイス人僧侶の視点で捉えた高野山の四季を説明してくれたのです。外国人を魅了する高野山の歴史と深さ。そんなことを感じながら説明を聞かせてもらいました。

会長は挨拶の中で「高野山での例会は実現したかったことです。それが実現できたことを嬉しく思います。また先ほど奥の院を歩いた時、マイナスイオンの中にいるようで清々しい気持ちになりました」と話してくれました。高野山で同じような清々しさを感じていることを嬉しく思いました。

例会の途中、お昼に精進料理をいただきながら、高野山の文化を堪能しました。精進料理は高野山の文化であり、この場所でこの食事を食べられることを楽しむ心が大切だと思います。

精進料理

例会終了後、高野山を後にしましたが、いつしか雨天が青天へと変わり、未来は開かれていると感じました。

作業

明日の「夏の集い」を控えて、最終の準備作業を行いました。今日まで時間をこのことに割いて来ましたが、いよいよ最終段階に入りました。これまでのご苦労に感謝すると共に、明日が本番なので共に気持ちを引き締めて臨みたいと思います。最終確認と作業を終えた後、夜の時間帯にも変更があり、その事態にみんなで対応しました。

チームワークも整っています。