活動報告・レポート
2017年7月12日(水)
七夕イベント
七夕イベント

今年7月7日、大政奉還150周年記念イベントのひとつとして京都市では民間が「大政奉還で何が起こったか?」を開催しています。定員が300名で京都市の門川市長が挨拶に立ち、その後の講談と劇で大政奉還を市民の方々に伝えています。大政奉還の歴史を知ってもらおうと、京都市内の民間団体と京都市が連携した素晴らしい企画であったようです。

この企画における語りは旭道南海氏、解説に国際日本文化研究センター准教授の磯田道史氏が行っています。

陸奥宗光

和歌山県内でも同じ日に陸奥宗光の誕生日に合わせた「七月七日七夕講談会」を民間団体が開催しています。和歌山県の誇りを保てたことに関して「この日だけは京都市の一人勝ちで終わらなかったと思います」という意見をいただいています。

七夕に和歌山県内で大政奉還にも通じる内容の講談会を開催したことが、京都市の取り組みと共に評価されるものだと思っています。和歌山県で大政奉還150周年記念の取り組みを何もしていなければ、誇るべきものはありませんでした。京都市が提唱したこの大政奉還150周年記念プロジェクトに参加した和歌山ですから、面目を保ったと言うべき講談会でした。

奇しくも「七夕講談会」も定員300人だったので同数でした。参考までに会場となった和歌山県立図書館メディアアートホールは消防法で定員は300名と決められていますが、満員の大盛況イベントとなっています。

そしてこの和歌山市内で開催した「七夕イベント」は京都市の大政奉還150周年記念プロジェクトのホームページに掲載されています。京都市の同ホームページは参加している都市の大政奉還150周年記念に纏わるイベントや取り組みが掲載されていますが、和歌山市のイベントは、秋に開催する計画の和歌山市立博物館の「幕末の紀州藩」展と、この「七夕イベント」の二つだけになっています。

この「七夕イベント」が大政奉還150周年記念プロジェクトのホームページに掲載されたのは次のような提言があったからです。

「大政奉還150周年記念プロジェクトのホームページに掲載がないのは、あまりにも寂しい。他市のように、民間の事業で大政奉還に関わるものも掲載すべきだと思うのです。この事業を和歌山市のために、和歌山市にお客さんを誘致する材料として活用してくれたらいいと思います」という提言があったようです。その結果、京都市の同ホームページに掲載されたのです。

大政奉還150周年記念プロジェクトに関しては関西の観光施策として大きな成果を得ていると思います。京都市での取り組み、和歌山市での取り組みなど、関西全体として大政奉還や明治維新150周年の観光施策の意義について議論を交わしたいと考えているところです。

ところで陸奥宗光伯没後120年記念会が8月24日、木曜日に開催される予定になっています。会場は和歌山ビッグ愛大ホールです。この記念会の素晴らしいところは、坂本龍馬の研究で有名な京都国立博物館の宮川禎一上席研究員が基調講演Tをしてくれることです。

この内容は坂本龍馬と強い絆で結ばれていた陸奥宗光との人間関係について講演してくれる予定だと聞いています。

また基調講演Uとして、外務省幹部職員が来てくれる予定になっていると聞いています。

この陸奥宗光伯没後120年記念会も大政奉還150周年記念プロジェクトに相応しい取り組みだと思いますので、京都市の同ホームページに掲載して欲しいと思います。和歌山市が京都市と連携を図って欲しいところです。

今回、陸奥宗光の七夕講談会の話と同日に開催されていた京都市の講談会の話を聞かせてもらい、大政奉還の歴史的重みを感じると共に、京都市や和歌山市が歴史の転換期に重要な役割を果たしていたことを感じています。

和歌山市が誇るべき歴史だと思います。故郷に誇りを感じることができる。多くの人にこの感覚を持ってもらいたいものです。

皆さんに感謝

今日もたくさんの方とお会いさせていただきました。お昼にお邪魔させてもらったNさんはお昼時間でしたが歓迎の意を示してくれました。Tさんは「わざわざ僕のところに来てもらわなくても」と笑顔で話してくれました。その後のHさんとYさんは、夏の暑さを気に掛けて、健康と美容の話をしてくれました。

Kさんは気にかけてくれて「私一人ですが夏の集いに参加させてもらいます」と連絡をしてくれました。Nさんは「片桐さんの行動は凄いですからね。あちらこちらから聞いています」と伝えてくれ、「夏の集いには参加します」と意思表示をしてくれました。そして訪問した事務所には代表がいなかったのですが事務員さんがいて、「片桐さんですよね。そう思いました。先ほどまで代表と専務と一緒に片桐さんの話をしていました。私は今週からここで勤務しています」と話してくれました。これだけの嬉しいことがあることに感謝しています。

夕方からは友人達と懇親会を行いました。その中で、「私にできることは少ないけれど、良い友人達を紹介することは出来ます。紹介すれば会っていただけますか」と言って複数人の名前を紹介してくれました。簡単にできるようで簡単ではないことなので、その心に感謝しています。