活動報告・レポート
2017年6月27日(火)
経済警察委員会
経済警察委員会
経済警察委員会

常任委員会である経済警察委員会が開催されました。

委員会における僕からの質問は次の通りです。

1.国の名勝に指定されている和歌の浦がこの度、日本遺産に認定されました。この和歌の浦の観光振興についての質問です。国の名勝指定を受けた後も、そして日本遺産に認定の後、地元を訪ねても「何も変わっていない」という感想を聞いています。確かに「日本遺産」の幟は見るのですが、これと言って変わっていないように感じます。
和歌の浦が日本遺産に認定されたのが平成29年4月ですから、まだ対策は講じられていないと思いますが、日本遺産になったことで取り組むこと、そして期待する観光面や地域振興面での効果について説明して下さい。

2.好調なのが友ヶ島観光です。多くの方が県外から訪れてくれている人気の観光地になっています。現在、運航している船だけでは収容しきれないことから新規に船舶を増やしたようです。
台湾の知人が来てくれた時、「どこに行きたいのですか」と尋ねたことがあります。そうすると「貴志川線のたま駅長に会いたいのと、友ヶ島に行きたい」ということでした。京都や奈良などを言うのかと思っていたのですが、友ヶ島観光に行きたいという話だったので嬉しく思いました。
このように海外からもたくさんのお客さんが来てくれていることから、これをブームだけに終わらせないように友ヶ島の人気を維持するために必要な取り組みが必要だと思います。説明して下さい。

3.先日、大阪城に行ってきました。大阪城は一日当たり3万人の観光客が来ているのですが、その内90パーセントが外国人、その内90パーセントが中国人だと聞かせてもらいました。大阪城でさえ外国人観光客がなければ成り立たないことが分かります。
さて平成28年度も和歌山県を訪れた外国人観光客が増加しています。その理由としてトイレの美化やWi-Fi環境の整備がありますが、それに加えて和歌山市が関西空港から近いことも有利に働いていると思います。関西空港に降り立った観光客は加古川などにも宿泊で向かうという話を聞いていますが、それらの地域と比較して和歌山市は近隣であり宿泊に適した環境にあるということです。
和歌山市に来てくれた韓国人が和歌山城や友ヶ島を訪れてくれているようなので、更に和歌山県観光に来てもらうための施策について説明して下さい。

4.人気テレビ番組の「サザエさん」の番組オープニングで、各府県の観光地を紹介しています。平成28年度下期は三重県が取り上げられ伊勢神宮、熊野古道、四日市コンビナート夜景などが取り上げられています。これまでサザエさんのオープニングで観光地紹介をしている県は観光施策として誘客に努めているようなので、和歌山県も観光施策のツールとして活用できないものでしょうか。
視聴率も高い人気番組なので観光PRとして効果があると聞いています。和歌山県の観光PRとして使うことはできませんか。お答え下さい。

5.県内資本のスーパーなどへのフードバンクの協力依頼について。一般質問で取り上げましたが、スーパーなど流通事業者へのフードバンクの支援依頼は商工観光労働部が主体になると思います。
フードバンクへの協力の依頼について説明をお願いします。

6.和歌山県の特殊詐欺被害の状況について説明をお願いします。

7.最近の特殊詐欺の手口はどのようなものが多いのですか。

8.特殊詐欺の犯人が現金を手に入れる方法はどんなものがあるのですか。

9.特殊詐欺の手口が多岐に及んでいるようです。銀行などでは高齢者が特殊詐欺に合わないようにポスターの掲示や呼びかけを行っているように対策が実施されていますが、新しい手口が増加している中、それに対応する必要があると思います。和歌山県警の特殊詐欺対策としてどのような策を講じていますか。

メアス博子さん
メアス博子さん

カンボジアからメアス博子さんが和歌山市に来てくれました。毎年開催しているスナーダイ・クマエ絵画展を7月1日から3日まで行うためです。カンボジアの子ども達に生きる力を与えているメアス博子さんの活動は和歌山県の誇りであり、地元から支える必要があると思っています。今日はメアス博子さんを支えている和歌山市のメンバーが集まり、絵画展の成功に向けての懇談会を行いました。テープカットなどの式典は7月1日、会期は3日までの予定です。