本日、午前10時40分から約1時間、県議会本会議で一般質問を行いました。議場には30名を超える方々に来ていただいたことから力強い応援をいただきました。応援に来てくれることが力になりますし、励みになります。そして今回取り上げたテーマが皆さんの関心事であることを認識できることになりました。子どもの貧困への対応やフードバンクに協力したいという意見があり、福祉行政の課題の一つとして認識してもらえる契機になったと感じています。
子ども食堂とフードバンクの取り組みに関しては多くの方から意見をいただいています。
「ボランティアに協力したいと思います」、「どんな形の支援ができますか」、「子ども食堂はどこにあるのですか」などの意見です。皆さんの温かい気持ちが伝わってくるものです。
またネットパトロールについても事前に「ネットパトロールを取り上げてくれるのですか」と問い合わせをいただきました。子どもから有害情報を遮断し、ネット被害から守りたいと思う保護者の気持ちが伝わってきました。
社会の問題は知らなければ対応することはありませんし、身近な問題であると思わなければ自ら行動を起す人は少ないと思います。これらの問題の情報発信を行うこと、そして身近に存在している問題であることを知ることで行動につながることになります。
「和歌山県内に食べ物がなくて困っている人がいるとは思ってもいませんでした」「身近なところに困っている子どもがいるという意識を持っておきたいと思います」など意見を伝えてくれたように、仕事をしている人にとっては身近な問題ではなくて、むしろ「信じられない」という感覚があるように感じます。
人は自分の周囲の出来事や関心のある情報には敏感ですが、周囲で起こっていない事柄や関心外のテーマは情報が入ってこないものです。県で起きている問題を議場で質疑を交わすことで、このテーマは周囲の出来事の一つとなり関心事の一つになります。
議場に来てくれた人のこれからの行動につながることも考えられますし、テレビやネット、新聞などで報道されると、関心を持って見てくれたり、読んでくれることになると思います。
議場に来てくれたことで、これまで関心事ではなかったことを関心が持てる状態になってくれるなら有り難いことです。
皆さんが議場に来てくれたことに感謝し、また「よく分かったよ」、「頑張っているね」などの励ましの言葉、「良かったよ」などの感想を聞かせてくれたことに感謝しています。
本日の一般質問で取り上げた項目は次の通りです。
(1)今年4つの中学校が外務省を訪問できた理由と成果について
(2)中学校の修学旅行における外務省訪問の呼び掛けについて 2.ネットパトロールについて
(1)ネットパトロール事業の意義と今後との方向性について
(2)ネットパトロールの見直しについて
(3)ネットパトロール件数等の掲載だけで防止策につながるのか。またホームページ更新状況について
(4)教員向けの指導マニュアルや教材の作成経過、講座の実施状況について
(5)ネットパトロール事業から提供された情報や養成講座を受けての教育委員会での対応および今後の課題について
(6)委託事業応募者への結果通知方法について
(7)平成29年度企画提案事業のプロポーザルの審査結果について 3.子どもの貧困対策について
(1)子どもの貧困対策の取り組み及び子ども食堂への支援と今後の取り組みと考え方について
(2)フードバンクの情報発信、県の対応窓口の一元化ついて
(3)食品メーカーやスーパー、コンビニなどへ食品等の提供依頼について 4.園部・六十谷の太陽光発電所計画について
(1)林地開発許可に係る手続きについて
皆さんからの応援に心から感謝しています。「次回はもっと議場を満員にしましょう」という意見をいただきました。また「夜のテレビ和歌山の中継を見ました」という意見も聞かせていただきました。ありがとうございます。
- 地域の開発計画について協議を行いました。地元の意見を聞きながら地域発展につながることを検討しています。
- エフエム和歌山のスタジオで来春のイベント計画に関する話し合いを行いました。今後は実行委員会を立ちあげて計画を進めたいと考えています。