県議会定例会の一般質問は三日目に入りました。本日も南海電鉄の鉄橋の老朽化の件を始め、県政の課題についての論戦が繰り広げられました。
また来週の一般質問の通告を行いました。今回、一般質問で取り上げるテーマは以下の通りです。
(1)今年4つの中学校が外務省を訪問できた理由と成果について
(2)中学校の修学旅行における外務省訪問の呼び掛けについて 2.ネットパトロールについて
(1)ネットパトロール事業の意義と今後との方向性について
(2)ネットパトロールの見直しについて
(3)ネットパトロール件数等の掲載だけで防止策につながるのか。またホームページ更新状況について
(4)教員向けの指導マニュアルや教材の作成経過、講座の実施状況について
(5)ネットパトロール事業から提供された情報や養成講座を受けての教育委員会での対応および今後の課題について
(6)委託事業応募者への結果通知方法について
(7)平成29年度企画提案事業のプロポーザルの審査結果について 3.子どもの貧困対策について
(1)子どもの貧困対策の取り組み及び子ども食堂への支援と今後の取り組みと考え方について
(2)フードバンクの情報発信、県の対応窓口の一元化ついて
(3)食品メーカーやスーパー、コンビニなどへ食品等の提供依頼について 4.園部・六十谷の太陽光発電所計画について
(1)林地開発許可に係る手続きについて
以上の課題について質疑を行います。
日時は平成29年6月26日、月曜日の午前10時40分頃からの予定です。
また和歌山県議会みなべ・田辺地域世界農業遺産推進協議会総会が開催されました。世界農業遺産に認定されている「みなべ・田辺の梅システム」の活用による地域振興について、生産と販売状況、そして梅の輸出についての報告を受けました。
平成29年度は開花時期の気温が平年と比較して低かったため、生産量は減少しています。また5月と6月の降雨量が少なかったことから果実は小玉傾向になります。青うめの代表品種である南高梅の販売数量は、3,777トンで、対前年比は73パーセントとなっています。そのため販売価格は493円/kgで、対前年比は130パーセントの高値となっています。
和歌山県として、世界農業遺産である梅の産地を支えるためのPRや販路拡大などを実施しているところです。
また観光局と観光連盟の観光政策についての主な取り組みの説明を受けました。ここでも日本遺産に認定された「絶景の宝庫和歌の浦」に関するストーリーの認定の話を伺いました。
ストーリーの概要は「潮の満ち引きにより干潟の姿は刻一刻輝きながら変化し、ここ和歌の浦の情景は一時として同じではない。このまま持ち帰りたいと万葉の歌人は和歌にうたい、多くの文化芸術をはぐくんできた和歌の浦は今も人々を魅了し続けている」というストーリーです。
和歌の浦が観光地として再び脚光を浴びることができるのかどうか。日本遺産に認定された今回が最後の機会と捉えて観光施策を推進することを望んでいます。