今朝、観光協会に立ち寄った時、エレベータ前で語り部のSさんとバッタリ会いました。「元気かぁ」と挨拶代わりに声を掛けてくれました。「勿論、元気です」と答えると、「そう思っていたわ。元気な表情をしているから、活き活きしているのが分かります」と話してくれました。
Sさんが観光協会に来ていたのは、今日の午後から友ヶ島の観光案内の仕事があるからです。初めての観光地を訪れる時、語り部がついてくれることで深みが増しますから、同じ観光でも違ったものになります。初めての観光地を訪問する時は、観光語り部に説明してもらうことをお勧めします。
さてSさんは「片桐さんも一度、私の語り部をしているところを見に来て下さい。どんな内容の話を伝えているか是非とも聞いて下さい」と話してくれました。
今日の友ヶ島は100人を超える観光客が来てくれるので気持ちが入っていました。「友ヶ島に来てくれる県外の人が多くなっています。特に最近は友ヶ島の案内の仕事が多くなっています」と話してくれたように、友ヶ島の観光は熱心なファンが多いことから、多くの観光客を集めています。是非とも頑張って下さい。
その後、観光協会の前にいるとカフェのオーナーであるMさんが手を振って近寄って挨拶をしてくれました。「片桐さんがいるので素通りできません」と笑顔で話してくれました。
今朝は少し早めに観光協会を訪問したのですが、嬉しい出会いがありました。そして「片桐さんの活動報告用のチラシがあれば誘って下さい」などの意見を頂戴しました。
このような機会を大事に思いますし、良いご縁がある人とは出会う確率が高くなるように感じます。
県議会一般質問は二日目に入りました。本日は太陽光発電計画やサイクリングロードに関する質疑が交わされました。
さて和歌山県スポーツ議員連盟総会が開催されました。愛媛県で開催される国体や和歌山県で開催予定の「ねんりんピック」などの説明がありました。2020年は東京オリンピック、2021年はワールドマスターズゲームズの開催があります。その後の大阪万博へとつながるように和歌山県も支援したいと考えていますし、機会を捉えて活動に主力を置きたいと考えています。
僕の一般質問は来週、26日の月曜日の午前10時40分頃から行う予定です。一般質問の通告は合計4問としました。通告項目は次の通りです。
- 修学旅行での外務省訪問について
- ネットパトロールについて
- 子どもの貧困対策について
- 園部・六十谷の太陽光発電計画について
以上4項目を予定しています。
フードバンク和歌山の事務局長が県庁を訪ねてくれました。会って話をすると、とても熱心な活動を続けていることが分かります。
フードバンク和歌山は現在NPO法人の申請中であり、その活動は、家庭で食べ切れない食料品やキズや規格外で販売できない食料品を無料で提供してもらい、その食料品を必要としている子ども食堂や社会福祉施設に無料で届けることを目的としています。
日本の食糧廃棄量は、年間で1,700トンから1,900トンもあり、国民一人あたりの廃棄量は世界一多いそうです。しかも食料自給率は平成26年度実績で39パーセントですから、私達がどれだけ食料を無駄にしているかが分かります。
これら無駄に廃棄している食料品を捨てるのではなく提供してもらい、それを経済的理由などで必要としている施設や人に届けることがフードバンクなのです。ただ賞味期限切れが近いお弁当やサンドウィッチなどは配布することができません。提供して欲しい食料品は、包装の印字ミスや賞味期限が近い加工品など品質に問題はないけれど店頭での販売が困難なものとなります。
またフードバンク和歌山では食料品の他に、衣料品や日用品、文房具や書籍なども必要としている人に届ける対象としています。
話を伺って、和歌山県内にはその日、食べるものがなく困っている人が想像以上にいることを知りました。フードバンク和歌山ではそんな個人も対象にしているのですが、本来は個人の貧困問題は行政が担う役割だと思います。それでも「毎日、たくさんの電話がかかってくるので現実を知れば放置できないのです」という思いで届けてくれています。
課題は提供して欲しい施設や人が増加していることから、食料品が不足していること、ボランティアが不足していること、活動資金が不足していること、活動の拠点がないこと、フードバンクの情報が行き届かないことなど、「活動に必要なものが全て足りていません」との話です。
子どもの貧困問題を含む大きな社会問題にフードバンク和歌山は向き合っています。この活動を知ってもらいたい、応援してもらいたい。そう感じています。