和歌山文化協会の茶道部の懇親会が開催されました。今回から名称をササユリの会として活動することになりました。茶道部会員でお茶を楽しみ、出し物としてマジックや抽選会もありました。今日の懇親会を企画してくれた役員の皆さんに感謝しています。
15回目を迎えたアンダルシアスペシャルフラメンコライブ。今回も森先生のスタジオにお邪魔しました。全国で活躍している踊り手が和歌山市に来てくれて素晴らしいステージを魅せてくれました。フラメンコライブの素晴らしさを感じることができたことに感謝しています。
スタジオで感じたことは会場の空気が膨張していくことです。始まる前の空気と始まってからの空気は明らかに違うものでした。空気が膨らんでいくような感覚があり、それは熱気が上昇していくことから感じられるものだと思います。クーラーをつけているのですが、それ以上の熱気があるため室内温度は上昇していったと思います。この熱気がスタジオの空気を膨らませているように感じさせるのです。お客さんも同じように感じたのか、拍手が強くなっていきました。ステージと客席が一体となって感じるこの熱気がライブの楽しさです。
それに印象に残るものが音です。演奏の音、カンテの歌う声、手拍子、流れる空気の音、そして呼吸音。これらの要素がライブにはあります。普通に感じられる音と、集中していると感じられる音があり、集中した時に聞き取れる音がライブなのです。
拍手の音はステレオのように会場中で鳴り響き、自分のところにも反響してきます。会場を包むような手拍子は観る人を高ぶらせてくれます。そして集中した時に聞こえる音は一体感を高めてくれます。一層、時間の流れが速くなり、時間の密度を濃くさせているようです。
空気の流れる音は凄いです。踊り手がステップを踏みながら動くと、それについて空気が流れます。当然、その流れは見えないのですが、残像のように見えてくるのです。動きと共に空気の流れがあり、一流の踊り手は空気も支配しているように感じるのです。今日の踊り手にはそんなことを感じさせる程の実力があり、間近でライブを観ることができたことを嬉しく思います。
もう一つ忘れてはならないものがあります。ライブを企画し開催にこぎつけた関係者の皆さんの力です。この見えない力がライブを構成している強い力だと思います。主催者のこの大きな力がライブを熱気のあるものにしていると思います。イベントを企画、主催した経験のある人であれば、この力を感じ取れると思います。これだけの踊り手を集め、日程を調整し、開催に漕ぎつけるためには大きな力が必要でした。
ライブ終了後、森先生は「今日の皆さんは現在の日本のフラメンコを支えている方ばかりです。一流の踊りを和歌山で観たい。みなさんに観てもらいたいと思って来てもらいました。本当に素晴らしいライブだったと思います。私はフラメンコの道を選んで良かったと思いました。こんな感動があるから頑張れると思います」と話してくれました。今日のライブの凄さを感じることができる言葉でした。
そしてこのスペシャルフラメンコライブは7年前に始めて、年に二回実施してきました。今回が15回目となりますが、残念なことに今回で最終回となると聞かされました。折角、定着しているライブなので続けてもらいたいと思いますが、森先生の活動範囲が広がってきたことからこのライブは一旦、お休みすることになったそうです。
スペシャルフラメンコライブがお休みの間に力を充電して、更にパワーアップして復活させてくれることを願っています。
早い機会にこのライブと再会できることを期待しています。素晴らしいステージを披露してくれた皆さんに感謝しています。ありがとうございます。
和歌山市内で「Sweet&Bitter」と「NONO&COCO」のライブが開催されたので応援に駆けつけました。彼らは聴く人が元気になれる歌を歌ってくれます。メッセージソングのような応援歌のようなタイプの歌を歌ってくれるので、ライブの後は元気になっているのです。
仕事も音楽も共感を得られることが大事です。共感をいただけることが長続きする秘訣です。司会者が「彼らには可能性があります。まだまだたくさんの時間があり、きっと有名になると思います。ただそこに至る道のりは長いので、できるところから応援したいと思います」と話していたように、やがて有名になるバンドの初期の頃を知っていることを嬉しく思います。
メッセージ性のある音楽だったので、会場にいる皆さんがひとつになるような雰囲気にさせてくれました。
日曜日も限りなく速く時間が過ぎていきました。土曜日と日曜日の過ぎる速度に驚いています。