ライオンズクラブガバナー諮問委員会が開催されました。今回が4回目で本年度最終の諮問委員会となります。そのため本年度の役員と次年度の役員が参加し、引き継ぎも兼ねた会合となりました。
また今回の諮問委員会と懇親会の司会を担当させていただき、円滑な進行となりましたこと、皆さんに感謝しています。
さてライオンズクラブは本年度で結成100周年を迎えています。100周年の年度のライオンズクラブの社会奉仕によって、約1億5千万人の人が奉仕の支援を受けた実績があるようです。世界中でライオンズクラブのメンバーが活躍していることが分かります。このような世界中で活躍しているメンバーがいることを知り、今日のように熱意のあるメンバーが集まると、大きな力の塊のような気になります。大きな力を宿しているライオンズクラブですから、個々のクラブにおいても地域社会に貢献できる力を持っていると思います。
本年度の国際会長のテーマである「次の山を目指した」活動も終盤戦を迎えていますが、既に100年を超えて次の頂を目指す活動が始まっています。
さて僕も経験して分かることですが、一年間の役員を務めあげた時の解放感と充実感は格別です。最終のガバナー諮問委員会を終えると一年間のゴールが見えてきます。マラソンランナーのように、ゴールが近づいてきたので残っている全ての力を発揮してもゴールインできるぐらいの距離まで来ていることが分かります。最後までやり切って充実した一年だったと思うことが出来ます。
経験者が伝えてくれました。「与えられた役を、責任を持ってやっているかどうかは任命した人は分かるものです。きっちりと役割を果たしている人は次のステージに引き上げてもやっていける人だと見ます。だから次のステージに登用されるのです。でも与えられた役割を果たせない人もいます。そんな人は次のステージに行くことできません。それは、この役割を果たせない人が次のステージに行っても役立たないことが分かるからです。だからどんな役割でも与えられたものは責任を果たすことが大事なのです」という言葉です。
クラブの会長や幹事の務めを果たしている人は地区委員などに登用されることになります。日常の活動を見ている人がいるからです。地区委員になると活動範囲が広がるのでクラブ枠を超えることができます。より大きな視点で活動を見ることができ、そこに参加することができるので活動の質が高まるのです。
だから今現在の活動がとても大事で、今の活動が将来につながっていくのです。今、与えられた役割を果たせる人は、次のステージに進んだ場合も役割を果たせる人になります。
このように人は役割を与えられた時に、上の人から資質を見られているのです。勿論、上の人から良く見られ評価されるために活動をしているのではありませんが、評価してもらえることは嬉しいことで次に向かう力になります。
社会からの評価を受けている人が、力がある人になります。そんな力のある人の集まりが大きな力を持っていると言えるのです。ライオンズクラブはそんな力が集まっているからまとまって活動ができるのです。
さてライオンズクラブは7月に入ると新年度になります。新しい役員が新しい挑戦を開始することになります。それぞれのメンバーが新しい挑戦をスタートさせる位置につきました。