活動報告・レポート
2017年6月15日(木)
ライオンズクラブ打ち合わせ
道路行政

道路行政に関する相談をいただきました。和歌山市内の道路網が整備されていることから交通事情は良くなっていますが、幹線道路が変わることから交通事情が変わってきています。これまで渋滞していた道路が走行し易くなる代わりに、新しい幹線道路に進入する道路が整備されていないことから渋滞が酷くなっていることです。

その一つとして、和歌山北インターチェンジに進入するための道路付近の渋滞が酷くなっています。近くに大型スーパーなどがあることから、特に朝夕の渋滞が酷いため改善要望があるのです。現地調査を行った上で対応したいと思って居ます。

打ち合わせ

一般質問に関する打ち合わせを行いました。通告がまだなので項目は決定していないのですが、皆さんから聞かせてもらっている県政の課題に関して当局に確認をしているところです。当局と議論する中から一般質問で取り上げるべき項目を絞り込みたいと考えています。僕の一般質問は6月26日なので、予定日まで一週間の間隔があります。それまで十分な議論を尽くしたいと考えています。

ライオンズクラブ打ち合わせ

また県政の課題とライオンズクラブで取り組むべきテーマに関して議論を交わし、その中から「子どもの貧困」が官民で取り組むべき課題であると認識し合いました。今日聞いたところ、貧困家庭は6世帯に1世帯いるということでした。思っている以上に貧困世帯が多いので、この問題が子どもの貧困に直結していることが分かります。

全国的に子どもの貧困が課題になっていますが、和歌山県でも同じ課題であると捉えています。子どもの貧困は行政だけで抱えるものではなく、気付いた人や民間が関わるべきものです。その一つの組織としてライオンズクラブがあります。

ライオンズクラブは世界最大の社会奉仕団体であり、当然のことながら和歌山市でも活動しています。地域社会での奉仕活動を実行しているのに対して、「何をしているのか分からない」という意見も聞いています。全ての人に活動を理解してもらうことは難しいのですが、最低限、ライオンズクラブの活動を知ってもらうことが大切だと思っています。

行政や学校で対応できないところや、学校で気付いていても対応できない事例があると思います。そんな時、ライオンズクラブが子どもの貧困問題に取り組んでいることを知っていれば、学校からライオンズクラブへと連絡が入るので対応が可能となります。

現在においてもライオンズクラブでは、毎年夏休みに平和ポスターの応募をしてもらう活動を行っています。国際平和につながる絵画を応募してもらい、ライオンズクラブの啓発活動につなげようとするものです。

ただ単に平和ポスター作品を集めるだけでは意味がありません。小学校に平和ポスターを依頼した後、翌年も応募してもらえるような説明と取り組みが必要です。平和ポスターの募集を毎年行うことで活動範囲が拡大しますし、活動のレベルが高まると考えています。

ところで平和ポスターの後は、国連が主催してライオンズクラブが協力している「ダメ。ゼッタイ。」普及運動への関わりです。麻薬撲滅のための活動をライオンズクラブは実践しているところですが、来年度は重点事項にしたいことを話し合っていました。

平和ポスターから麻薬撲滅へと移り、そこから時間をかけて実現を図りたいところです。

学校との信頼を築いて、その後でライオンズクラブの活動に参加してくれることを期待しています。ライオンズクラブでは準備期間を経て、子どもの貧困やフードバンクにも取り組みたいと考えています。

行事ごとは継続性が大事ですから、基本は継続することで力を発揮することができます。

子ども食堂の次に持ってくるのが勉強を教えることだと思います。例えば、小学生に対して大学生が教えに行くことは問題視していませんが、和歌山レオクラブとして子ども達に勉強を教えてあげることはクラブとして意味のあることです。

和歌山県ではこの子ども達への勉強についての取り組みを開始していますが、一人でも多くの人の参加を呼び掛けています。