活動報告・レポート
2017年6月11日(日)
山西教室、和の心展
山西教室、和の心展
和の心展

山西書道教室の生徒による書道作品を発表する「和の心展」に作品を出展すると共に参加しました。書道を楽しむことが出来た楽しいひと時となりました。

最初に生徒が一つの画を描いて一つの作品を仕上げる挑戦を行いました。僕が書いたのは「箏」の文字で、9画目を書きました。先生は「書道はそれぞれの個性が出るので同じ書でも同じ作品にはなりません。そして文字の太さや書き方も違うので、みんなで作品を仕上げると味わいがあります」という感想を話してくれたように、みんなで仕上げた作品は個性の集まりのような味わいがありました。

しかもお琴の演奏と共に書き込んでいったので、優雅に楽しく書に親しむことができました。

そして第二部として生徒による作品発表へと移るのですが、僕が今回出展した作品は「氣」です。作品を前にして作品の紹介を行いました。

和の心展

和の心展に出展するに当たって、今回は「氣」と言う一文字を書きました。人生は人との出会いで変わることがありますが、本との出会いによって変わることがあります。僕は中村天風氏の本と出会い、人生が変わったと思っていますが、天風氏は「人間は氣が大事だ」と言っています。人は誰でも氣を持っています。氣が充実している人は病気にもなりませんし、仕事にも力が入ります。ところが現代使っている「氣」は「気」という文字で表されています。同じ氣でも意味が違っています。「気」は気持ちを閉めているので氣を解き放つことができない状態を意味しています。この「気」の状態でいると、本来人が持っている氣を閉じ込めてしまうので周囲に向かって「氣」を発揮することができません。これでは自分も周囲も氣力が発揮できません。

人の氣は「氣」なのです。この「氣」の中は米という字を書きますから、周囲に向かって伸びていく状態を表しています。氣を周囲に向かって開放する状態を示しているので、自分の氣を発揮することで周囲にも好影響を与えている状態を作りだしています。これこそ人が持っている「氣」なのです。

和の心展

天風氏は人間が持っている「氣」の大切さを教えてくれています。

ところで今回の発表会までに書道のお稽古の時間が短かったため、書く数が不足しました。そのため先生の指導してもらった作品としては不十分だと思っていますが、氣の持つ解き放つ力を感じ取ってもらえたら嬉しいことです。

最後に。今回作品展の会場を提供してくれた「ちひろ」においてお稽古をしています。皆さんも書道に関心を持ってもらえたなら、是非、お越し下さい。山西先生の教え方は、生徒のやる気を引き出してくれ、誰でも思ったように書けることを教えてくれます。書という文化に親しむ機会があること自体を楽しむことができます。

発表は以上です。ありがとうございます。

自分の作品の発表をした後も他の生徒さんの作品発表を楽しみました。先生が言ったように、同じ作品はないから楽しいのです。人と比較するのではなくて書を楽しむことで突き進むことが書道かも知れません。

和の心展 和の心展

次回は今年の11月に生徒の作品展の開催を予定しているので、その機会も楽しみにしています。

SDJオヤジファイト
SDJオヤジファイト

総合格闘技の創道塾主催の「SDJオヤジファイト」に行ってきました。これはプロではないけれど格闘技の練習をしている人による格闘技大会の機会となるものです。今回、創道塾内の特設リングで試合が行われました。プロではないといっても格闘技の練習を行っている方達なので、リング上では激しい試合が繰り広げられました。

プロではないので勝ち負けは関係ないけれど、それでも本能的に勝ちたいと言う気持ちが伝わってきました。その気持ちを感じることができる試合が繰り広げられました。

SDJオヤジファイト

会場には若いファンがたくさん駆けつけていて、格闘技ファン層の広さと一緒に盛り上がろうとする熱気を感じることができました。何も企画のないところには人は集まりませんが、熱心に企画したイベントには人が集まり、そこには熱意があります。これが地域を創る核となるものです。

創道塾の櫻井会長はこの地で総合格闘技を定着させ、毎年、和歌山市内で総合格闘技「グラジエーター」を開催してくれています。技を磨き精神を鍛える格闘技の練習と、成果を発揮するための試合の場を提供していることは素晴らしいことだと思います。

これからも大人として、青少年の健全育成につながるこの取り組みが続くことを期待し、みんなが応援する場面があることを願っています。

DUOフォーラム

格闘技の後は「DUOフォーラム」会場に向かいました。今回のこのフォーラムは「ふるさと納税」の話と太極拳の体験が企画されています。準備段階からお手伝いをしていたので会場に駆けつけました。

太極拳の体験をした方の感想を聞くと「難しい」と話してくれました。初めての体験は新鮮ですが難しいものです。今回は参加者の希望を事前に聞き取って「太極拳を体験したい」という結果があり、この企画をしたことから皆さん楽しんでくれたようです。