活動報告・レポート
2017年6月10日(土)
外務省、坂本龍馬巡回展感想
外務省、坂本龍馬巡回展感想
外務省陸奥宗光像

「外務省を訪ねた感想は如何でしたか」という質問をいただきました。この質問に対して、「以前、『誉れな気持ちになりました』と言った人がいましたが、同じ気持ちになりました。外務省に和歌山県出身の外務大臣の銅像が建立されている現場に立つと、和歌山県を誇れること、この場所に陸奥宗光の銅像が建立されている背景を知り、私達が後世に伝えることが責務であると感じました」と答えました。

外務省に歴代外務大臣の中でたった一人銅像が建立されている事実は、わが国の外交上、類のない功績があるからに他なりません。ここに誉れ高き銅像がある意味を和歌山県として発信することが大事な役割だと思います。

外務省陸奥宗光像

そして「和歌山県から4つの中学校が来てくれたことを話してくれました。もっと多くの中学生が修学旅行で外務省を訪ねて欲しいと思います。和歌山県内の中学校が外務省を訪問する実績が、誉れ高い和歌山県の気持ちを伝えることになるからです」と伝えました。和歌山県民が故郷の生んだ偉大な外務大臣のことを知らないのでは、誉れ高い気持ちを抱くことはありません。中学生や高校生に伝えるべきことは故郷の偉人が生涯をかけて達成しようとしたこととその精神です。

大政奉還と明治維新から150年の年を迎えている今日、陸奥宗光を輩出した和歌山県が燃える必要があります。

続けて坂本龍馬没後150年の巡回展の感想も伝えました。

坂本龍馬

「坂本龍馬の手紙の字を見て、動乱期の幕末の空気と事を成し遂げようとする若者の気概を感じました。坂本龍馬の字を見て何も感じない人はいないと思います。しかし感じた後に行動する人は少ないと思うので、気概のある文字から行動する力を受け取りたいと思います。また巡回展では、『この国の洗濯』、『新国家』、『陸奥宗光に宛てた暗殺される直前の手紙』が展示されていました。第一級の価値のある資料ばかりです。この幕末の空気を感じられたことが巡回展の開催する意味です。巡回展には、高知県の尾崎知事、坂本龍馬記念館の森・前館長、そしてソフトバンクの孫社長の気概が表れています。現代を幕末と同様の気概で乗り越えようとする人物の精神が会場に充満していました。この巡回展では和歌山県にないものを感じることが出来たと思います。それは時代を動かそうとする人々の情熱、歴史を学び伝えようとする人物がいること、資金を提供し思いを実現させる力を持っている人などです。和歌山県が力を持つためには同じような情熱、行動力、資金力を持つ必要があると感じています。幕末から平成へと時代は変わっても、時代を動かし、人を動かせる力となるのはこれらの力です」と伝えました。

坂本龍馬展 坂本龍馬展

質問者は「この力を周囲に伝え力を発揮して下さい」と答えてくれました。誉れな気持ちになった後は、無駄な時間を過ごすことはできません。

リジョン会議

ライオンズクラブ335B地区9リジョンの第4回リジョン会議に出席しました。今年度最後のリジョン会議には新旧の地区委員が参加したからです。リジョンチェアパーソンからは本年度ガバナーの方針の伝達があり、新年度につなげるための指針を伝えてくれました。新しい年度を迎える時期に差し掛かっています。気持ち新たに新しい年度の活動に向かいます。

第4回リジョン会議 第4回リジョン会議
懇親会

飲食関係の経営者の皆さんと懇親会を行いました。皆さん方は飲食店から元気になり、和歌山市を元気にしようと活動を続けています。衛生面の注意と美味しさの提供は当然のこと、サービスとおもてなしの提供をしてお客さんの満足度を高めたいと研鑽に努めていることを頼もしく思います。飲食店が元気になれば観光のお客さんも喜びますし、和歌山市の観光に役立つことになります。飲食が観光を支えている自負心を持って行政と共に和歌山市を支えられる存在を目指していることを嬉しく思います。

もし飲食業界がなければ和歌山市に観光客は来てくれません。当たり前に思っているけれど、飲食店が元気でいてくれることは有り難いことなのです。これからも共に発展していきたいと思います。