活動報告・レポート
2017年6月6日(火)
貴章会
楽しさには意味がある

「楽しさには意味がある」。生き方に関する特別の言葉を聞かせてもらいました。この意味は、事業家ではビジネスの舞台が人生の舞台だということです。事業家は命の尽きる最後の一日まで事業をすることが最高の喜びだということです。

俳優は最後の瞬間まで俳優として舞台に立ちたいと思うそうですし、歌手は最後まで歌いたいと思う筈です。作家は最後まで作品を書き続けたいと思うように、事業家は最後まで事業を続けたいのです。それを金儲け主義などと言う人がいますが、人生の意味を分かっていないから言う台詞だと思います。歌手が最後まで歌を歌い続けるように、事業家が最後までビジネスに向き合う姿は幸せだと思います。

それまで事業をしていて余命三か月だと告げられた時、事業をやめて旅行に行きたいと言う人がいても良いと思いますし、余命を告げられた時に最後まで事業家であり続けたいと思う人がいても良いと思います。人それぞれの生き方なので、それを批判することはいけません。

しかし最後まで自分が選んだ道を歩く人は、事業が楽しいからそれをするのであって、苦しいことに耐えて事業をしているのではないのです。楽しいから人生の道として選択した職業ですから、最後までその道を選択できるなら幸せだと思うのです。それが「楽しさには意味がある」ということです。

自分が選んだ仕事は、楽しいからやるのであって、苦しさに耐えながらやるのではないのです。この話を聞いて以前、教えてもらった話を思い出しました。

司法試験を目指して勉強している人が先生に向かって「法律の勉強は辛いのでやっていられません」と言いました。法律の先生は「法律の勉強が辛いのであれば、司法試験に合格して将来法律家になってしまったら、その辛いことが仕事になりますよ。辛いことを職業にするのですか。それなら法律家の道を選択することが間違っています」と伝えました。

その通りだと思います。辛いことを耐える仕事を選択することは楽しさになりません。楽しいと思うことを職業にすることが楽しいのであって人生の意味を見いだせるのです。

誰にでも修業時代は辛いことがあると思いますが、今を楽しく生きている人は辛い時代のことを人に話しません。その理由は、苦労話は人に話す美談ではなく自分の胸に秘めておくべきものだからです。

余命三か月と付けら告げられた時、「この仕事と今の生活を最後までやり続けよう」と思える仕事をしていることが幸せなことだと思います。もし「今の仕事をやめて好きなことをしよう」と思う人がいれば、今からそれを始めるべきです。時間が限られたものであると分かった時と同じ気持ちで毎日を過ごすことができていれば、今が幸せな証拠であり、楽しさには意味があることを理解できると思います。

大切な時間なので無駄に使うことはできません。好きな人のことを人に話をすることは歓迎すべきことですが、人の悪口や批判をすることは控えた方が良いということです。

この方は人の悪口を聞かされた時、「その人のことは知らないので話題を変えましょう」と言うと教えてくれました。本当は知っているけれど、人の悪口を聞いても楽しくありませんし、時間がもったいないのでその類の話には乗らないようにしているのです。

自分が楽しいと思うことを話題にする。それが楽しく日々を過ごす秘訣です。楽しさには意味があることを覚えておきたいものです。

会合

Kさんからお招きをいただき、夕方からその会合に参加しました。先週、「片桐君、6日に懇親会を予定しているので参加して下さい」と案内があり、貴章会の前の時間に参加しました。議会報告書と夏の集いのチラシを配布し、最近の活動状況を説明しました。

貴章会

新しい後援会組織「貴章会」の会合を開催しました。M会長が勢いのあるメンバーを集めてくれて開催しました。若いメンバーだったので、それぞれの活動の中から連携できるものがあると感じました。

子ども食堂の取り組み。1年前から子ども食堂に取り組んでいる方がいます。「一度見学に来て下さい。食べに来てもらうだけで嬉しいです」と話してくれました。経済的に困っている家庭の子どもに呼び掛けて来てもらう方法が難しいという課題があります。また運営と存続を図るために行政の支援が必要な時期です。

→施設の見学に行く予定です。

サイクリングの振興。和歌山県ではサイクリングロードの整備を行っていますが、まだまだ自転車の人口が少ない現状があります。観光振興や健康のために自転車は有効な乗り物なので、サイクリングの振興を図ることを目指しています。サイクリングや電車への自転車の持ち込み、そしてシェアサイクルなどの取り組みに関して引き続き協議を行うことにしました。

→現状と対策について改めて協議することにしました。

ライブによる地域活性化。音楽で和歌山市を盛り上げよう。その活動をしていますが、メンバーの中にバンド経験者、楽器を演奏できる人がいて、ライブ活動によって地域を盛り上げようと話が盛り上がりました。

→ライブ大作戦に来てもらうことにしました。

麻薬撲滅の運動。和歌山県では条例により麻薬取締の対応を強化しています。それでも麻薬に関する話を聞くことがありますから継続した取り組みが必要です。特に青少年を麻薬被害から守ることが大人の役割だと認識しています。

→大人としてできることがあるので、麻薬撲滅のお役に立てる活動を検討します。

和歌山市の音楽の祭典サマーフェスタ。平成29年7月16日に和漢山市片男波で開催されます。音楽で和歌山市を盛り上げる主旨に賛同しています。

→夏フェスに参加を希望するバンドがあるので主催者と話し合いました。

以上のようにそれぞれの活動している範囲の中の課題と対応策について協議をしました。

それぞれの活動している立場からの課題を認識することで、対応策を検討し実施することができます。この会を大切にしたいと考えています。