活動報告・レポート
2017年6月5日(月)
陸奥宗光プロジェクト
陸奥宗光プロジェクト
陸奥宗光プロジェクト七月七日七夕講談会

平成29年は陸奥宗光没後120年の年に当たります。そこで和歌山市内の有志による陸奥宗光伯没後120年プロジェクトがスタートしています。その取り組みの一つとして「七月七日七夕講談会」が開催されることになっています。

講談は「陸奥宗光の生涯―カミソリ大臣と呼ばれた男」を上方講談協会会長の旭堂南左衛門氏が語ってくれることになりました。陸奥宗光の演目は講談界では初めてのことだそうです。また旭堂南鷹氏が「坂本龍馬暗殺」の講談を、もみじさんが陸奥宗光の少年時代のことを「少年小次郎の苦悩」として語ってくれる予定です。

会場は和歌山県立図書館2階のメディアアートホールで、開演は午後6時30分からの予定です。

開催月日を7月7日にしているのは陸奥宗光の誕生日だからで、没した8月24日には記念講演会を開催する予定になっています。陸奥宗光の功績を知ってもらうためにも多くの皆さんに講談会に来て欲しいと願っています。

また平成29年度には和歌山県立桐蔭中学校、向陽中学校、和歌山市立加太中学校、そして美浜町立松洋中学校の4校が修学旅行先に外務省を選定し訪ねてくれました。

今年は陸奥宗光の没後120年の年であり、郷土から陸奥宗光の功績を子ども達に伝え、全国に向けて発信する取り組みが実施され、今後も計画されています。

周囲では徐々に陸奥宗光の功績を知り、改めて郷土の偉人の偉大さを認識している人が増えていると感じています。故郷の人が郷土の偉人を語ることで、その熱意は全国に伝わると思います。

また陸奥宗光の師である坂本龍馬に関して、高知県立坂本龍馬記念館の全国巡回展「土佐から来たぜよ!坂本龍馬展」が「ホテル雅叙園東京」で開催されています。この巡回展のことは全国版のニュースになり注目を集めています。東京で開催するから注目されているのではなくて、ソフトバンクグループと高知県立坂本龍馬記念館の共催で実現したことが注目されています。坂本龍馬没後150年の節目の年にこの企画を実現させたソフトバンクの先見性が報道されているからです。

陸奥宗光は坂本龍馬が認めた人物であり、和歌山県こそ坂本龍馬巡回展に名乗りを上げるに相応しい県だと思いますが、残念ながらその動きはありません。坂本龍馬没後150年と陸奥宗光没後120年の節目の年に、幕末に師弟関係にあった二人の偉人を称える展覧会を実施すれば、どれだけ全国から注目を浴び、お客さんが和歌山県に来ることになったのかと思います。

周囲からは「坂本龍馬巡回展が東京で開催されています。和歌山県で開催予定はないのですか」、「和歌山県でも実施して欲しいと思います」、「ソフトバンクに頼んで巡回展と陸奥宗光展を開催して下さい」などの声を聞いています。やはり坂本龍馬の人気は高いものがあり、陸奥宗光を郷土の誇りと思っている人がたくさんいるように思います。

今からでも遅くないので、陸奥宗光没後120年の年を和歌山県全体で盛り上げるべきだと思います。

向陽高校

向陽高校・中学校を訪問し中学三年生の修学旅行で外務省を訪ねてくれたことのお礼を伝えました。良い修学になったことを聞かせてもらい嬉しく思っています。地方紙も関心を持ってくれているので、修学旅行のことが記事になればさらに励みになると思います。

担当の先生も「向陽高校のアピールをしてくれてありがとうございます」と話してくれたように、向陽高校OBとしてできることの支援をするつもりです。

若手との意見交換

若手ビジネスマン4人と新規ビジネスの企画について意見交換を行いました。このメンバーは本業と共に、将来の会社事業を支えるビジネスモデルを検討しています。インバウンド向けのサービス、空き家対策、遊休資産の活用、地方鉄道の再生などのビジネスプランを聞かせてもらいました。若い人達のアイデアが形になるようなお手伝いをしたいと考えています。