活動報告・レポート
2017年6月2日(金)
議会報告会
コスト削減

経営者にとってコスト削減は永遠の課題です。売り上げ増とコスト削減は両立すべきもので、それぞれの会社や事業所が対応しています。本日はコスト削減につながる方策について説明などを行いました。コスト削減のために投資をする場合としくみを変えることでコスト削減につなげる方法があります。設備投資をすれば大きくコスト削減ができる場合がありますが、借入してまで投資したくなければしくみを変えることを考えています。少しでもそのお手伝いができるようにコスト削減の方法を考えているところです。

和歌山市内の経営者達は「和歌山市の景気はあまり変わらないように思います。景気が回復していると思って居る人は少ないと思います」と話してくれたように、実感が伴っていないように思います。

会社の売り上げが伸びないのであればコスト削減に向かいます。消極的な感じがしますが、攻めの経営が難しい環境であれば、会社内部にメスを入れることから取り組みたいものです。

議会報告会

夕方からの時間は、お招きしてもらっていた組織の皆さんに議会報告会をさせていただきました。時間にすると30分程度でしたが、県議会のしくみと議論している内容、そして県民の皆さんの声をどう反映しているかなどを説明しました。

県議会は年に4回開催していますが、今年の2月議会でも本会議で登壇させてもらっています。県政の課題があれば、本会議で取り上げることで知事や当局と議論を交わすことができます。本会議で取り上げるテーマは日常の活動の中から見つけた課題であることが多いので、県政の課題があれば対応する姿勢を取っています。

その観点から、今回はエネルギー問題に対する和歌山県の姿勢と関西広域への影響について説明しました。和歌山県は長期総合計画で策定しているように、関西地域のエネルギー供給県を目指しています。和歌山県内には大型火力がありますし、再生可能エネルギーで発電している地点と計画地点を数多く持っています。更に将来を見通した取り組みとして、海流発電やメタンハイドレートの開発などの有望な計画があります。

現段階では一つずつ前進させているところですが、エネルギー問題は現在が良ければ将来も大丈夫だと言うものではないので、現在も将来も安定した供給力を保つ必要があるのです。

和歌山県がその役割担うことで関西全体の経済発展の基盤を作ることができると考えています。10年先の和歌山県に電源がない状況はあり得ないと思います。10年先も、その先も和歌山県が関西のエネルギーを担える県でありたいと考えています。

また経済発展や人口増加などの課題に対応するために県内と府県間の道路整備を行っているところです。高速道路、高規格道路、幹線道路が開通すると、その沿線、インターチェンジ付近の開発に向かいます。それまで利用されていなかった用地が活用され、そこには物流拠点、商業施設などが集積されることになります。物流拠点がインターチェンジ付近にできることで、当該地域は賑わいを創出することになります。

和歌山県では、将来も夢を描ける道路網を計画しているところです。

歓迎会

和歌山ゴールドライオンズクラブの新会員の歓迎会を行いました。先月加入してくれた会員さんを既存の会員で迎えるための歓迎会です。和歌山ゴールドライオンズクラブには若い会員が増加しているので、以前よりも活気が出ているように感じます。経験者と若い人が同じ組織に加入して社会奉仕は勿論のこと、経験者が若い人に自らの経験を伝えていくことが地域発展につながるのです。

現在のクラブの雰囲気は良いと感じています。それは新会員が増えていることと、会員がやる気を見せてくれていることが要因だと思います。

新会長の下、既成概念に囚われないで、新しいことに挑戦できる体質改善につなげたいと考えています。アクティビティを実施する意味も会員同士で共有しながら、明るくて活気のあるクラブに仕上げたいと考えています。

賑わいと楽しさのある歓迎会となりました。新年度の活動に向けて意思疎通を図る良い機会となりました。