和歌山ゴールドライオンズクラブによる献血を行いました。同クラブでは本年度は年に4回献血を計画していますが、今回が本年度の最終の献血となりました。献血は身近な社会貢献活動であり、献血車に貼られていたように「私の第一歩は誰かの一生につながる」かも知れないものです。前回から丁度三カ月が経過していたため、今回も400mlの献血を行い、通算41回目の献血となりました。
献血をすると次回まで三カ月の期間をあける必要がありますから、5月25日の今日が献血可能な日となっていたことから実施することができました。
また友人を誘ったところ、早速、献血に来てくれました。「社会貢献のお役に立つために、僕も献血をよくしています」と話してくれたように、献血をする人の意識の高さを感じました。
三カ月に一度の献血をしているため、次回の献血可能な日は11月まで飛ぶことになりますが、継続して行いたいと考えています。
また会員が集まったことから次期の行事計画などの協議を行いました。ライオンズクラブは社会奉仕を目的にしていますから、例会に加えて地域社会で活動することも大切な精神です。
来期は積極的にアクティビティを実施する方針を打ち出していることから、積極的にまちに出る活動と研修機会を持つ計画案になっています。若い会員が増えていることから、社会貢献していることを実感できる活動を楽しみにしています。
やった結果が見えることはやりがいにつながり、会員間の仲間意識醸成につながることになると思います。
和歌山市内の会社経営者と話したことです。これまで売り上げの大半は和歌山県内でしたが、ここ数年は県内の売り上げは減少し、県外の売り上げが伸びていると話してくれました。現在の売り上げ比率は県内が40パーセント、県外で60パーセントとなっているようです。
「和歌山県内でこれから売り上げを伸ばすことは困難だと考えています。県外に進出をして売り上げを伸ばさないことには生き残れません」と話してくれました。売り上げが減少し増加が見込めない理由として「人口減少と高齢化、若い人の県外流失」を挙げてくれました。
「これらの問題を解決しないことには、将来に亘って売り上げが回復する見込みはありません。どうしても県外に出ていく必要があります」ということになります。
これらの問題に立ち向かうことが県政の責務であり、将来に亘って民間事業者が和歌山県内で仕事ができるような環境を創る必要があります。
売り上げの比率が県外の方が多くなっていることは、従業員さんも県外で働くことになっていることを意味しています。働く主体が県外になると、やがて従業員さんの生活の拠点も県外に移ることになり兼ねません。この会社では事業所を東京都内と大阪市内に開設していますから、和歌山の本社や支社からこれらの事業所に異動しています。
更に問題は、新規雇用をする場合、これまでは地元雇用が主体となっていましたが、これからは東京や大阪在住の人を雇用することになりそうです。更に県内の雇用が減少することになるので、もっと早く仕事を創ることに取り組む必要性を感じています。
市場の縮小は事業所の県外移動、現役世代の更なる人口流失、新規雇用の減少などにつながるので、民間事業者が和歌山県内で仕事ができる環境を創り出すことを意識した取り組みをしたいと考えています。
「和歌山市にインターナショナルスクールがないのは何故ですか」という質問がありました。首都圏や大阪市内ではインターナショナルスクールの需要があり、人気の学校となっています。若い世帯は英語の必要性を理解していることから、子どもをインターナショナルスクールで学ばせている家庭は少なくないようです。
「和歌山市にインターナショナルスクールは必要だと思いますよ。若い世帯は希望していると思いますし、県外から和歌山市に来て住みたいと思う人もあると思います」と話してくれました。
以前からインターナショナルスクールは欲しいと思っていますが、未だ実現できていません。誘致を進めるためには公立学校などの廃校を借りることが早道です。皆さんの意見を聴かせてもらいながら対応したいと考えています。