活動報告・レポート
2017年5月16日(火)
陸奥宗光元外務大臣に関わる事業
陸奥宗光元外務大臣に関わる事業

陸奥宗光元外務大臣没後120周年事業の予定が出揃い始めました。平成29年は陸奥宗光元外務大臣が亡くなってから120年目の年に当たりますから、地元、和歌山県の有志が企画した事業案がたくさん予定されています。主な事業案を以下に紹介します。

  • 8月24日、木曜日。「陸奥宗光伯没後120年記念会」。和歌山ビッグ愛 大ホール。
  • 7月7日、金曜日。「七夕講談会」。県立図書館メディアアートホール
  • 8月17日、木曜日。「陸奥宗光外務大臣も学んだ航海術の基礎を体験しよう」。帆船みらいへ内で体験します。
  • 8月5日、土曜日。「すばらしい先輩・陸奥宗光に学ぶ」。和歌山県立博物館。

また下期には、11月3日、11月4日、11月5日にそれぞれ事業を予定しています。

和歌山市では、岡公園三年坂「陸奥宗光先生乃像案内板完成式」が8月末に予定されています。岡公園は整備工事中のため、現在園内に入って陸奥宗光公像の周囲をゆったりと歩くことはできませんが、公園工事の完成後は案内板を設置するので、観光に訪れる人達に功績を紹介することができるようになります。

また10月21日から11月24日までの間、大政奉還150年記念として和歌山市立博物館で「幕末の紀州藩」の特別展が予定されています。

中学校の修学旅行では、和歌山県立桐蔭中学校と向陽中学校、和歌山市立加太中学校の生徒が外務省を訪れることを計画しています。

修学旅行先に外務省を選定してくれた中学校が増え始めています。郷土の偉人に学ぶことは修学旅行の目的に即したものであり、中学生の時に外務省を訪問し郷土の偉人の功績を学ぶ体験は人生を変える体験になるかも知れません。

また修学旅行の成果を高めるため、桐蔭中学校では事前学習「すばらしい先輩・陸奥宗光に学ぶ」の講座を開催しています。加太中学校においても同じ講座を開催し、事前学習をしてから修学旅行に行くことになっています。郷土の先輩の生き様、活躍した時代の背景を学ぶことで得られるものはたくさんあります。

このように陸奥宗光元外務大臣没後120周年の時に郷土の偉人から学ぼうとする事業がたくさん予定されていますから、和歌山県が郷土の偉人の功績を称え、学びたいと考えています。

そして平成30年は明治維新150周年記念の年に当たりますから、和歌山県でもこの機運を高め、継続していきたいと考えています。

この項目の最後に「陸奥宗光外務大臣の功績を教育に活かす実行委員会」からの案内です。同委員会では、陸奥宗光の亮子夫人のイメージキャラクターを募集しています。記念事業の一つなので、皆さんからの応募をお願いいたします。

フラメンコ

和歌山県を拠点として全国にフラメンコの素晴らしさを発信している森久美子先生と、和歌山県内の文化活動について話し合いました。フラメンコはスペインの文化ですが、森先生は「和のフラメンコ」として日本文化との融合を図り、新しい文化を創造してくれています。

フラメンコはスペインの文化ですから日本人が表現できない背景がありますが、日本人が表現できるフラメンコが「和のフラメンコ」なのです。これはスペイン人でも表現できない日本独自の文化だと思っています。この文化を創り出した森先生は、和歌山県から全国に「和のフラメンコ」を発信し続けています。

先生の新しい挑戦に関する夢を伝えてくれました。先生は和歌山県を舞台にした新しいフラメンコを創造することを目指した取り組みを企画しています。これまでの「和のフラメンコ」と趣が異なる、これら独自のフラメンコとなります。平成30年に創作フラメンコの舞台を考えているので、今から準備に着手する予定です。森先生の挑戦は終わることはありません。夢のあるところには、その夢を応援しようと思う人が集まりますから、大きな和に発展することを期待しています。

その他
  • 「夏の集い」に関する現状報告を行いました。今夏に皆さんとの懇親と交流する会を計画しています。皆さんのご参加をお待ちしています。
  • 外国人観光客が和歌山県に来てもらえる方策に関しての協議を行いました。関西空港からの観光客だけではなく、成田空港からのお客さんに来てもらえるようなしくみと体制を目指すことを話し合いました。