NPO法人花いっぱい推進協議会の平成29年度総会が開催されました。この法人が設立されてから18年目の活動に突入しています。活動の途中では紆余曲折がありましたが、現在は地域に欠かせない街を花でいっぱいにする活動を行ってくれています。
この総会で森川理事長は、いつもメモを取りたくなるような話をしてくれますから楽しみにしています。今回は「健康と長寿」について話をしてくれました。
「一日に一回はまとまった文章を読む。10回くらいは笑う。100回くらいは深呼吸する。千字くらいの文章を書く。一万歩を目指して歩く。これが医者そのものである」という話です。このタイトルは「一読、十笑、百吸、千字、万歩」です。
ところで森川会長は千字くらいの文章を書くこと以外は達成していることを話してくれました。難しいのは千文字書くことと一万歩歩くことだと思いますが、会長は午前で一万歩を達成しているようで、「人が起きるころには一万歩を達成しています」と話してくれました。その秘密は「午前4時くらいに起きて散歩をしています。午前5時過ぎに自宅に戻りますから、人が寝ている間に健康づくりをしているのです」ということです。
さて総会では平成28年度活動経過と決算、平成29年度の活動計画案と予算案の提案があり、提案された議案が承認されました。平成29年度の活動に入ることになります。
陸奥宗光元外務大臣に関するシンポジウムなどの取り組みが和歌山県内で開催されることになりました。平成29年は没後120周年となることから、陸奥宗光の功績を教育に活かす実行委員会が主宰するもので、陸奥宗光の故郷和歌山県からカミソリ大臣の功績を全国に発信することになります。
また和歌山県内の公立中学生の修学旅行先として外務省を訪ねる計画もあり、先行して訪問予定の中学校で事前説明会を開催しています。
開催予定のイベントは、講談師の旭堂南左衛門さんによる本邦初公開の陸奥宗光をテーマにした講談を7月7日に、和歌山県立図書館のメディア・アートホールで上演する計画です。そして命日の8月24日に和歌山ビッグ愛の大ホールで歿後120年記念会を計画しています。
8月上旬には、和歌山市内の小学生を対象にした学習会を県立博物館で開くことにしていますし、県内の小中学校や高校で「すばらしい先輩・陸奥宗光に学ぶ」と題した出前授業の企画を検討しています。また7月か8月には陸奥宗光外務大臣も学んだ航海術の基礎を体験するイベントも開催予定です。
また桐蔭中学校で実施された学習会に関する記事も地元紙掲載やラジオで紹介されています。同中学校の生徒の中で修学旅行先として、外務省を訪問するグループがあることから事前学習を行ったものです。
以下、放送内容を引用します。
今年、修学旅行で外務省などを訪れることになった県立桐蔭中学校で和歌山県ゆかりの明治時代の外務大臣、陸奥宗光について学ぶ学習会が開かれました。
幕末に和歌山市吹上で生まれた陸奥宗光は明治政府の外務大臣などを歴任し、治外法権の撤廃や関税自主権の一部回復などに貢献したことで知られるほか、国内には和歌山市の岡公園のほか、東京都の外務省、それに山口県の下関市にあわせて3つの銅像があります。
和歌山市吹上の県立桐蔭中学校の3年生は来月(5月)の修学旅行で東京を訪れることになっていて、修学旅行を前に地元にゆかりのある陸奥宗光について学んでもらおうと「陸奥宗光外務大臣の功績を教育に活かす実行委員会」が学習会を開きました。
今日、午後2時すぎから桐蔭中学校で行われた学習会では、3年生およそ80人を前に「陸奥宗光外務大臣の功績を教育に活かす実行委員会」の福田光雄副会長が陸奥宗光の生い立ちや功績などを解説しました。福田副会長は「桐蔭中学校の近くで生まれ、和歌山や日本、世界を救った陸奥宗光の心をいつまでも忘れないでほしい」と語り、生徒はメモを取りながら真剣に耳を傾け、積極的に手を挙げるなどして参加していました。
陸奥宗光没後120周年を記念して、その功績を再認識し、教育にも生かそうとする活動がスタートします。和歌山県から全国に向けて陸奥宗光の功績を発信すると共に、子ども達の教育に生かす取り組みにつなげることになります。
この陸奥宗光シンポジウムなどの取り組みを実施することになったのは主催団体の熱意と行動力の賜物であり、この機会に故郷の偉人の歩いた歴史を全国に紹介したいと考えています。
- 今夏に計画している「夏の集い」の準備を行いました。実施内容の企画とチケットの整理などを行いました。
- 夕方からは懇親会に参加しました。仕事を通じて同じ価値観を共有できるメンバーとの懇親を楽しみました。